源氏物語 千年の謎 第2巻(あすかコミックスDX)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041200339
作品紹介・あらすじ
紫式部の異変に気付き始めた安倍晴明。紫式部の道長への思いが、六条御息所の嫉妬心と共鳴しあい、現実世界と虚構の世界を超えて一つになる…。スペクタクルな源氏物語、ここに完結!
感想・レビュー・書評
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今までは「光源氏に恋焦がれた女の成れの果て」と思っていたのですが、これを読んで捉え方が変わりました。
そういえば作者は女性だわ。だから源氏物語に出てくる女性は強いと捉える。
いろいろと方向性が変わって面白い作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妹に借りる。紫式部の恋物語として、源氏物語が書かれた設定がよかった。話も内容を知らない人でも分かりやすく書かれていたと思う。映画も観てみたい。
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この巻で完結です。源氏物語は藤壺の宮の出家までで終わっているけど、紫式部の恋の物語としてはここで完結。ラストシーンへの入り方が好みでした。物語の人物と作者が一瞬だけ交錯する演出、結構好きです。
おまけまんがの三人がばかっぽくてかわいい。 -
映画のコミカライズだからなのかこの巻で終了でした。
話は源氏物語の読んだことがないので、どの辺りまで描かれているのかはわかりませんが、この後ももっと続きそうです。
個人的には宮城先生の絵も綺麗だったし、この源氏物語はすっきり収まっているので好きです。 -
しかし宮城とおこの源氏の君は美麗。美しすぎる。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-805.html -
どこまでするのかと思ってたけど、まさかの2巻完結。
現実と小説の行き来が1巻より激しくて(なんとなく2巻で終わらせようとしたからのようがする…)、つまらない作品になってしまった。
絵がきれいで、話もいいのにもったいない。
関係ないけど、源氏物語を映画化すると紫式部が出てくるのはなぜなんだろう。長すぎるからか…。 -
絵が綺麗で、女性の儚げな眼差し、気の強い目元など見入る。物語内の台詞はフォントを変えてあるけど、台詞が多い場面だと少し読みづらかった。現実と物語の交錯は上手くいっている部分と違和感のある部分とあったようにも思う。
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光源氏の物語としてだけでなく、紫式部と藤原道長の立場からも語られていて、既読の別の漫画家の源氏物語とは違う感覚で読めて面白かったです。