ぶらぶらひでお絵日記 (単行本コミックス)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 66
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・マンガ (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041201152

作品紹介・あらすじ

2008年6月〜2009年8月の日常を綴る、世界一女子高生が登場する絵日記。

感想・レビュー・書評

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  • 2008年6月~2009年6月までホームページに書かれた(描かれた)絵日記をまとめた本。

    例によってJKのイラストの中にミャアちゃんが紛れていたり、Perfumeや篠崎愛とか珍しいところでは山田詠美、太田光代(爆笑問題 太田の奥さん)、鬼束ちひろが描かれているのは相変わらずというかなんというか(書かれたのは「ひみつのひでお日記」の方よりこっちが先だけど)

    2009年9月19日の日記に「チョコレートデリンジャー」の映画について書かれているのには苦笑。
    この頃はまだ制作中だったんだよなあ。(2017年にようやく公開)

    ネタとしては、主人公がいきなり吾妻ひでおの前に現れ下着泥棒の犯人と決めつけ自分の下着を脱いで渡すという海外ドラマ「ヴェロニカ・マーズ」のストーリー紹介が馬鹿々しくてツボ。

    「うつうつひでお日記」や「ひみつのひでお日記」と何ら変わらない内容なのだけど「ひみつ~」以上に絵がラフだからか「うつうつ~」の様にコマ割されていないからか先の2冊と比べると若干読み難くかったけどなんとか読了。(笑)

    途中何度か挫けそうになったけどファンだから読んだ。

    読まなきゃいけないんだ‼(大袈裟)

  •  書名のとおり「絵日記」であり、文章部分は少ないので、すぐに読み終わる。
     帯に「世界一女子高生がたくさん登場する絵日記です」とあるとおり、ほぼすべてのページにカワイイ女子高生のイラストがちりばめられている。
     私にはそっちの趣味はあんまりないのだが(熟女が好きw)、その私が見てもカワイイと感じるのだから、女子高生好きなら「くーっ! たまらん」な本だと思う。

     吾妻ひでおの描く美少女は、いわゆる「萌え絵」とは微妙に違う。現実の美少女とは似ても似つかないファンタジーの世界なのに、それでいて、妙に肉感的で存在感がある。シンプルな描線だから一見すぐに真似できそうな絵柄だが、じつは誰にも真似できない唯一無比の絵だ。

     巻末に、担当編集者による吾妻へのインタビューがある。それによれば、本書に収められた絵は、街で現実の女子高生をウォッチングしてイラスト化したものなのだという。
     とはいえ、オッサンが女子高生をガン見してスケッチなどしたら即通報されるご時世だから、見ながらスケッチするわけにはいかない。そこで、「チラッと見て、すぐ後ろを向いて小さな手帖に、目に焼き付いた映像をスケッチする」のだとか。

     吾妻の描く女子高生が妙にリアルで肉感的な理由は、そんな人知れぬ努力(笑)の積み重ねにあったのだ。

     絵日記の文章部分では、吾妻が読んだ本やマンガ、見たテレビや映画などの感想などが淡々と綴られている。もともとが吾妻のホームページに発表されたものだけに、好きな作家のプログを読むような感じで楽しめる本だ。

  • 個人的に思い入れが強いんで4つ星にしたけど、そーゆーのがなければ2つか3つだな。著者のHPに加筆・再構成したものが本書。

    あれほどまで多くの人に影響を与えた著者が、アル中と鬱のために社会的弱者として鬱々ビクビクしながら生活している様が淡々と描かれていて胸が痛んだ。元々そんな感じの人だったけど。
    とはいえ、近年の他の作品と同様に、乾いた笑いはあるけど暗さは微塵も感じられないのが救い。

    自分はマイナーだからと居直ってるんで、他人の著作やTV番組を何の遠慮も配慮もなしに批評しているのが楽しいし、面白い本や映画探しの参考になる。

    ラフスケッチに近いからかもしんないけど、昔描いてた女の子の方が可愛い。

    にしても同氏の奥さんは凄い偉い強い。

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著者プロフィール

吾妻 ひでお(あずま ひでお)
1950年、北海道生まれ。上京後就職するもほどなく退社。
1969年『月刊まんが王』12月号掲載の『リングサイド・クレイジー』でデビュー。コメディ路線の『ふたりと5人』がヒット。1979年に『不条理日記』日本SF大会で星雲賞(コミック部門)を受賞し、「不条理漫画」というジャンルを確立。
失踪事件を起こした後にアルコール依存症に。そこから復帰して記した『失踪日記』が高く評価され、大ヒット。第34回日本漫画家協会賞大賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞、第37回日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門をそれぞれ受賞。

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