ぶらぶらひでお絵日記 (単行本コミックス)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.77
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本棚登録 : 84
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041201152

感想・レビュー・書評

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  • 2008年6月~2009年6月までホームページに書かれた(描かれた)絵日記をまとめた本。

    例によってJKのイラストの中にミャアちゃんが紛れていたり、Perfumeや篠崎愛とか珍しいところでは山田詠美、太田光代(爆笑問題 太田の奥さん)、鬼束ちひろが描かれているのは相変わらずというかなんというか(書かれたのは「ひみつのひでお日記」の方よりこっちが先だけど)

    2009年9月19日の日記に「チョコレートデリンジャー」の映画について書かれているのには苦笑。
    この頃はまだ制作中だったんだよなあ。(2017年にようやく公開)

    ネタとしては、主人公がいきなり吾妻ひでおの前に現れ下着泥棒の犯人と決めつけ自分の下着を脱いで渡すという海外ドラマ「ヴェロニカ・マーズ」のストーリー紹介が馬鹿々しくてツボ。

    「うつうつひでお日記」や「ひみつのひでお日記」と何ら変わらない内容なのだけど「ひみつ~」以上に絵がラフだからか「うつうつ~」の様にコマ割されていないからか先の2冊と比べると若干読み難くかったけどなんとか読了。(笑)

    途中何度か挫けそうになったけどファンだから読んだ。

    読まなきゃいけないんだ‼(大袈裟)

    • やまさん
      darkavengersさん
      こんばんは。
      やま
      darkavengersさん
      こんばんは。
      やま
      2019/11/09
    • darkavengersさん
      やまさん
      こんばんは。
      いいね ありがとうございます。
      やまさん
      こんばんは。
      いいね ありがとうございます。
      2019/11/09
  • 個人的に思い入れが強いんで4つ星にしたけど、そーゆーのがなければ2つか3つだな。著者のHPに加筆・再構成したものが本書。

    あれほどまで多くの人に影響を与えた著者が、アル中と鬱のために社会的弱者として鬱々ビクビクしながら生活している様が淡々と描かれていて胸が痛んだ。元々そんな感じの人だったけど。
    とはいえ、近年の他の作品と同様に、乾いた笑いはあるけど暗さは微塵も感じられないのが救い。

    自分はマイナーだからと居直ってるんで、他人の著作やTV番組を何の遠慮も配慮もなしに批評しているのが楽しいし、面白い本や映画探しの参考になる。

    ラフスケッチに近いからかもしんないけど、昔描いてた女の子の方が可愛い。

    にしても同氏の奥さんは凄い偉い強い。

著者プロフィール

漫画家。1950年、北海道生まれ。1970年代に『ふたりと5人』『やけくそ天使』などで人気作家に。その後、不条理漫画や自費出版の同人誌「シベール」でおたくの教祖的存在になるも、80年代末から失踪やアルコール依存症を繰り返す。その体験記『失踪日記』で、日本漫画家協会大賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞、日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門を受賞、話題に。

「2015年 『文庫 逃亡日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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