機動戦士ガンダムUC バンデシネ (5) (カドカワコミックスAエース)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 207
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041202128

作品紹介・あらすじ

あの男はシャアなのか!?パラオ攻略戦に突入し、若者達が動き出す!ガンダムエースが誇る人気沸騰コミックス第5巻。

感想・レビュー・書評

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  • 突如バナージ・リンクスと会い見えることになった謎の男は、赤い彗星と呼ばれたシャア・アズナブル本人なのだろうか。そして、パラオ攻略戦に突入し、若者達が動き出すのだった。

  • ネェル・アーガマ内での、リディとオードリーの会話から。
    この巻では結構リディの目立つシーンが多いと思う。

    相変わらずMSや戦闘シーンがとても綺麗。

    パラオでのギルボア一家とバナージの交流が多めに描かれていて、ギルボアの父としての姿にバナージが色々と影響されているシーンもあって良かった。
     
    個人的に大好きなオットー艦長の見せ場もあって嬉しい。

  •  「敵から学ぶ」というガンダムの伝統の一幕。戦っている相手もまた人間だからこそ、たとえ敵であっても学ぶことはできるし、学ばせることもできる。

  • 巻の前半はフル・フロンタルの襲撃後の話
    面白いのはリディとバナージが似た構図を取り始めた事か
    リディは敵方であるミネバから、バナージは敵方であるマリーダからそれぞれ異なる立場の話を聞いた。そして最終的に敵方を助けるため、もしくは敵方こそ自分を助けてくれる存在になる

    よくガンダム作品は単純な勧善懲悪でも正義と悪が対峙する物語でも無いなんて言及されるけど、バナージとリディが異なる所属の人間と交流する様が描かれる事で、これまでただの敵と思われていた相手の事情が見えてきて、ガンダム作品らしくなってきたように感じられるよ


    そんな中で描かれたバナージとフル・フロンタルの会談は意味深な部分が多いね
    フル・フロンタルは自分からシャア・アズナブルであると名乗る気はないようだけど、他者からそう見られる事、そして他者にそう誤認させる事には積極的であるように見える
    本人が言うように彼は器であり、そこに何を見出すかは他者の自由だからこそ、彼への問い掛けはどうしても重い意味を持ってしまう
    だとしたら彼に戦争の理由を問い詰め、テロ行動を批判し「あなたはシャア・アズナブルなんですか!?」と詰問したバナージの行動は蛮勇と言え、同時にフル・フロンタルという器に何が入っているか、それどころかフル・フロンタルとは何者かを見定めようとする行動と取れるのかもしれない

    そういった意味ではバナージはまだ何も知らない人間だね
    自分が戦闘の中で人を殺したことも、ジオンに与する形で生活する家族が連邦をどう思っているかも

    マリーダが話したのは教科書に乗らない宇宙棄民の苦難と信仰の話。そして軍人としての心構え
    バナージが何処まで受け止められたかは曖昧なまま。けれどティクバが差し出したクッキーをかじれたなら、バナージは自分が知らない様々を飲み込み始めたと言えるのだろうね


    そうして始まるバナージとユニコーンを取り戻す隠密作戦
    たったそれだけの為に引き起こされる新たな戦闘。以前にバナージが戦った理由はそれぞれ、コロニーから敵を引き剥がすため、オードリーを戦争の道具にしないため
    今回はパラオからユニコーンを連邦の手に戻すため。いわばバナージの意志によって戦闘を終わらせられる
    ただ、終わらせる為には敵を倒す必要があって…
    どちらにせよバナージにとって再び辛い戦いになりそうだ

  • 原作よりシンプルに落とし込みつつ、バナージの心情の推移が理解しやすく整理されているのがあざやか。クラーケ・ズールのサービス旺盛なデザインお披露目と共にヒキというのも嬉しい。この所ちょっと作画に手癖が付きすぎ?という観はある。

  • ギラズール登場!渋すぎる

  • 丁寧にストーリーを追っているので、展開が遅いね。アニメではドライセンだったのが、ドーベンウルフになってたけど、こちらの方が良かったなぁ~。次巻か次々巻の地上戦の描かれ方が楽しみだ。

  • パラオ攻略戦でバナージがいかにして脱出するきっかけを掴むのか、
    はたまた、アンジェロが登場する機体など、細部に原作との違いがある。

    そうなると、小説でもアニメでもない、
    マンガオリジナルの解釈で進む、というわけか。

  • 動き出した運命…
    自らが握る力を、歯車としての役割を、器となるべき使命を…
    矛盾の中にある真実を浮き彫りにするために…

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