ピンクとグレー 第1巻 (あすかコミックスDX)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年12月21日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041205433
感想・レビュー・書評
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芸能界をテーマにしたストーリーが好きで、原作の小説にずっと前から興味があったのだが、なかなか手に取るきっかけがなく。まずは気軽にコミックで、と思い読んでみた。
幼馴染の「ごっち」と「りばちゃん」、強い絆で結ばれた二人だが、芸能界入りをきっかけにその関係性は変わっていく。あっという間に人気者となるごっち(真吾=白木蓮吾)を、複雑な思いで見つめる見つめるりばちゃん(大貴)。
小学校時代の出会いから始まり、中高と絆を深めていく二人のエピソードが主に描かれた1巻は、一読しただけでは若干物足りないかもしれない。「スタンドバイミー」になぞらえるところとか、どうも気恥ずかしさを感じてしまったが…。でも、2巻から物語は急展開を見せる。1巻でのいくつかのエピソードは伏線だったことがよくわかり、よくある芸能界物とは一線を画した構成に、驚かされる。思った以上の苦さに、読みながら戸惑うほど。これは…是非とも原作を読みたいし、映画版も見たいな。導入がコミカライズでよかったと思うけど、ちょっと詰め込み過ぎたような気も。ページの都合などあったかもしれませんが。あと、1巻の終わり、もう少し引きが強かったらな~。ここで読むのを止められると勿体ないので…その点がちょっと惜しかったです。
どうしたってアイドル兼作家となると色眼鏡で見てしまいがちだけど、今回加藤シゲアキの作品世界に触れたことで、純粋に作家として興味が湧いてきました。原作は勿論、いずれ他の作品も読んでみたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原作読んでなかったので手軽にマンガでよんでみようと手に取ったけど、これがなかなか惹き付けられる
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シゲの原作は読んでなかったので
こんなもん抱えてたんだなって思った -
面白かった。早く続きが読みたい。
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すでになんか苦しいんですが、後半まだ苦しみがあるんですか…!と「コミックス化によせて」を読んだあとに思った…つらい