文豪ストレイドッグス -1 (カドカワコミックス・エース)

著者 :
制作 : 朝霧 カフカ 
  • 角川書店
3.51
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本棚登録 : 3037
感想 : 189
  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041206737

作品紹介・あらすじ

孤児院を追われた青年・中島敦は、とある自殺志願の男を助ける。男の名は太宰治…国木田、与謝野らと共に異能力集団「武装探偵社」に所属し、「人食い虎事件」を調査していて…!?新感覚横浜文豪異能力アクション!

感想・レビュー・書評

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  • 現在刊行されている8巻まで読了。

    面白いからと渡されたので、読まずに返すわけにもいかず読みました(タイトルの文豪にも惹かれました)がコレ、文豪である必要ないですよね。名だたる文壇の名を冠していながら、設定に生かし切れないのなら最初から独自キャラでやればいい。
    色々とこういう人だったのだという話は現代にも伝わっているので、作中でそれを表現するのは難しくないはずなのに一行に出てこないと言うことは、原作者自ら「正直なところ、文豪である必要はないのだ」と言っているようなものだと判断しました。

    ●主要人物に共感できるポイントがなにもないので感情移入しにくいです。バトル物でも必ず読者に近い、どこもかしこも平均的なキャラクターが登場するのが定石ですが、この作品にはそれがないため、異能がどれほど凄いのか読者に伝わりにくい。

    ●さらにキャラクターの掘り下げが行われないままバトルに次ぐバトル。新たな強大な敵キャラの登場と読者不在のキャラクターカタログ状態になっているという点も見過ごせません。どういう過去を持ち、どういう過程でマフィア堕ちしたのか、探偵社に勤務しているのか。心情の変化というもがないため、キャラクターの表層しか見えないので非常に薄っぺらい。

    ●良くも悪くも女性向けのバトル漫画という感じで綺麗です。
    いい意味での線の荒々しさバトル中の激しさが表現し切れておらず物足りない。攻撃しようがないと一巻で言わしめた芥川も海外文豪達の前では霞んでしまっていますし、ポートマフィアの規模の大きさ残虐さなんて見る影もない。設定が生かし切れてないのはここでも同じです。
    風呂敷を広げるだけ広げても、穴だらけ。

    ●文豪が異能バトルと言っても、敵に関しては次から次へと追加され、次々とリストラされていくためマフィア側とされた文豪が好きな人にはがっかりでしょう。
    この善と悪の線引き基準は今後あとがきかなにかで提示されれば良いのですが、たぶんないでしょうね。リストラキャラの今後の登場もまた絶望的でしょうし。次々登場しすぎて面白くない!

    ●バトル物の定番と言えば修行ですが、しないです。次々と事件が起きるので主人公が今までとは違う自分に悩むことも、修行を通して仲間との連携を深めるシーンもありません。同じ探偵社に勤める異能持ちの他人状態のままストーリーが展開していくのに薄ら寒さすら覚えます。探偵ではなく、警察の中にある一部署でも良かったし、そちらの方がマフィアと対比しやすい。敵対する理由が賞金だけというのもなんとも薄い。

    ●文豪が出てくるから読んだという人も多いでしょう。私も其の口ですが、そういう人のために早い段階で現実の文豪と作中キャラとを分断できるストーリーがあれば、また反応は違ったでしょうね。
    同じように偉人の名前をつかったトンデモ設定の漫画はあります。そういった作品のようにぶっ飛びスパッと二次元だからと割り切らせるか、文豪でなければならない理由を説明すれば良かったのに今のところ、そういったものは全くナシ。
    文豪である必要がないという理由で酷評している人も少なくはないのですから、文豪たる理由の説明は必要ですよね。でもない、ってことはなんとなく文豪を使ったのではと邪推したくなりますし、内容の薄さに酷評もされてしまいますよ。

  • 文豪には詳しくないので、普通に能力バトル漫画として読みました。文豪擬人化(?)は誰がやってもどこかから何か言われるだろうによく踏み切ったなとは思います。

    『失格』で「無効化」の能力にしたのはそう来たかという感じでした。ひょうひょうとした太宰が好き。絶望先生もそうなんですが、死ぬ気のない死にたがりのあの感じが。

  • 面白いです。
    登場する文豪も全く本人と違うキャラではないので、ここから興味を持って、文豪の著書を読む様になってくれれば入門書としてはいいと思います。

  • 本屋のおすすめマンガの棚に並んでいたので、
    読んでみました。

    うーん。。。残念な感じ。

    文豪の名前と作品名が能力名になっているんですが、
    あまりのテキトウさがひどいです。

    設定が浅すぎる。
    ほんとうに、文豪の名前と作品名を使っているだけ。
    それだけ。

    せっかく、そういうおもしろそうな設定をしているのに、
    それをもっと使ってやろうという意識が感じられない。

    つっこむと永遠につっこめるので、
    やめますが、ほんと残念な作品です。

    ストーリーもおもしろくない。


    某大手週刊マンガ雑誌でもし連載していたら、
    数週間で打ち切りになるレベルです。
    つまらない。

  • 書店で衝動買い。
    太宰治やら樋口一葉やら文豪が、総萌えキャラクタ化された、明治をオマージュした異世界でのバトルアクション。絵がきれいでかわいく、発想としてはun-goを思い出す。アニメになったりするかしら。


    キャラクタは原型(元人格?)をとどめておらずひたすらギャグ&萌え化。
    中島敦が不幸な主人公少年。国木田独歩が怜悧なメガネ。太宰さんはゆるい死にたがりの傍観者、与謝野晶子が頼れる美女、等々。
    キャラクタがもつ能力名がまた「人間失格」だったり「雨ニモマケズ」するご愛敬ぶり。
    そして悪役ボスがいかにも悪役顔の芥川で、
    「羅生門…!」
    なる戦闘業を繰り出したのでもう吹きだしてしまいました。この趣味…好きです。次も読みたい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「この趣味…好きです。」
      1だけ読んだ、作者さんが楽しんでいるのがビンビン伝わって面白かったです。。。
      「この趣味…好きです。」
      1だけ読んだ、作者さんが楽しんでいるのがビンビン伝わって面白かったです。。。
      2014/07/11
    • とうかさん
      こんにちは、コメントありがとうございます! お返事遅くなってすみません><
      ね、ほんとに趣味全開というか、楽しそうでしたよね…!! この楽...
      こんにちは、コメントありがとうございます! お返事遅くなってすみません><
      ね、ほんとに趣味全開というか、楽しそうでしたよね…!! この楽しさ加減が好きです。
      2014/07/17
  • 思った以上に厨二病炸裂、笑えます。
    ここまで文豪で遊ぶマンガがかつてあったでしょうか(笑)。
    国木田独歩はかっこよいヘタレ、谷崎潤一郎のかわいさやばい。
    与謝野さんたちの能力早く見せてほしい~楽しみ~。

    冒頭で飢えた中島敦が人の財布を盗もうとするのは芥川龍之介の『羅生門』を意識したのかな…?
    史実を知っている人は芥川と太宰の関係にニヤリとするかも。
    芥川龍之介に「やってみ給えよ、やれるものなら」なんてエラソーに発言しちゃう太宰治が見られるのは古今東西探してもこのマンガくらいだと思う(笑)。

  • アニメを観てハマったので原作を大人買い。
    アニメだとよく分からなかった部分もしっかり補完できて原作最強!!!

  • この頃は面白いアイデアだし、凄い期待してた。
    ...んだがなあ...

  • [台東区図書館]

    新刊コーナーに19巻まで並んでいるのを見て、題名にも聞き覚えがあるなと思って読書開始。知らない第三者に簡単に紹介するならば、「呪術廻戦のような異能モノで、登場人物とその異能(名や内容)は、実在の文豪やその作品になぞらえたもの」というところか。ただ、いざ読み始めて情報を改めてみればこちらの方が開始は先で、ともすると呪術廻戦の方こそこれににた設定と言えるのかも。

    読み始めると"文豪"を引きあいにする設定も根拠もやや薄かったし、1巻での設定(探偵事務所)から予想した推理・探偵色も思った以上になかった。また、戦いの意義や根拠もやや薄すぎたせいか、思ったよりもインパクトの薄い多少取り留めのない話だったが、エセ読書好き(⇐実際に読んだことがあるかどうかはともかく、著名な作家の名前と代表作、モノによっては内容程度は知っている)にはちょうどよい程度の設定(笑)。ただ、実際に著作を読んでいたり各文豪にそれなりの思い入れがある人だと、その設定の浅さや解釈/雰囲気違いから作品に嫌気がさすだろうなぁ。。。と思いつつ読んでいき、某所某所で気になってネット検索をすると、その度にその手の意見なども散見(笑)。

    個人的には色々とトリビアネタ入手の側面が面白いので、一応読み始めた以上は最後まで見届けてみよう。

  • 読みたかった〜

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著者プロフィール

「文豪ストレイドッグス」の作画担当としてマンガ家デビュー。イラストレーターとしても活動。

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