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本 ・マンガ (196ページ) / ISBN・EAN: 9784041207826
作品紹介・あらすじ
青春は可愛いだけじゃつまらない――。クラス委員長を勤める女子高生が、自由奔放な少女・有川と出会い、鬱屈した日常をほんの少し踏み越える「放課後ロスト」他3篇を収録した、五十嵐藍が贈る青春オムニバス。
感想・レビュー・書評
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映画『放課後ロスト』の予習で読んだ。
諦めた絵描きに再挑戦する女子高生の「らくがき、うわがき」、女子高生2人が録音遊びにこうじる「プレイ フォー トゥデイ」、部活仲間の男女が身近な数字を集める「数字遊び」、高校中退後の青年が青春の未練に区切りをつける「橙色の時間とさようなら」、空想癖のある女子高生が街をぶらぶらする「クウソウ」、それぞれの青春が重なって遠い過去になる「常温で灰になる日の燃え残りに映る幻」、高校の文化祭を背景に色んな青春の形が交錯する全6編。
映画では、「らくがき、うわがき」が同名タイトルで、「橙色の時間とさようなら」の要素も加えて映像化。「プレイ フォー トゥデイ」と「常温で灰になる日の燃え残りに映る幻」の要素が着想元として、「倍音」という作品が生まれていた。
「数字遊び」の地味なインテリ風男子が小柄な女子部員に振り回されるという展開の、ラノベ感・深夜アニメ感に、中学生男子が好きそうな雰囲気が漂っていた。
ただただ、風船とアヒルのおもちゃを連れて、女子高生が妄想をし続けるだけの「クウソウ」も割と好きだったりする。
そして、なんと言っても「常温で灰になる日の燃え残りに映る幻」の最終回っぽさよ。
実際、残りの2巻は、もはや学校も関係なくなり、物語の統一性が次第に薄れていくので、ここまでのテイストが好きな人はこれを最終巻にしてもいいのかもなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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(カドカワコミックス・エース)
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文化祭というイベント前後で繰り広げられる少年少女の気だるげな日常が綴られている作品。
短篇をまとめた形式の1巻とはやや趣が違い、各話で独立性が高いけどゆるやかに設定がつながっている。
思春期ってこれぐらい閉塞感あるよなーと思いながら見られる -
物憂いのは相変らず。二巻の方が好みな気がする。
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乳首が書き込まれているコマがないので血涙を出している。
あと、鬼灯さん家のアネキのアニメ化の話はどうなったのだろうか。
待っているのだが。 -
1巻が良かっただけに,残念である
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なんとも不安定なぬるま湯の中を覗いているよう。
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ワールドゲイズ クリップス 2巻:実写化企画進行中だそうな
http://orecen.com/manga/worldgazeclips02/ -
変わっていくしかない世界で何ができるか。感動するだけの青春とは違った青春がかいま見える2巻。
貯めて消して。環境は自分を置き去りにしてどんどん変わっていって、けれどもそのときの感情は溜まっていく。溜めた感情はなんだかんだ出していかないとつまってしまうから吐露するけど、それで満足するかといえばそうでもない。曖昧だけど、そうやって生きていくのもいいなとも言える低温さは時に大事ですよねぇ。意味のないような遊びを意味もなく続けて、やめる。溜めてたものを消していく行為はなんだかんだ悲しいけど、スッキリします。
淡々と通り過ぎて行く青春をしっかり描ききっている作品です。こういう青春モノもありですよ。
五十嵐藍の作品





