山峡の章 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 48
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041227305

作品紹介・あらすじ

昌子は九州旅行で知り合ったエリート官僚の堀沢と結婚したが、平穏で空虚な日々ののちに妹伶子と夫の失踪が起こる。死体で発見された二人は果たして不倫だったのか。若手官僚の死の謎に秘められた国際的陰謀。

感想・レビュー・書評

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  • 出ました<赤ら顔の男>まさしく松本清張
    この方の作品が読みやすいのは人物や出来事をおさらいの様に再度説明してくれるからでしょう。
    だが今回の山峡の章は清張にしては、ちと軽い。女性雑誌への連載を意識したのだろうか?

  • 松本清張ならではの時代設定なので、そっかそっか!携帯がなかったんだった!と思ってちょっと面白かった。
    何ひとつ無駄がなく、読者をひきつける内容であった。
    官僚の政治的背景が見れたことはよかったが、本当にこんなことを行っているとなったのなら背筋が凍るくらい怖い。

  • FMラジオで城之内ミサが絶賛していたので読んでみた。「氷の灯火」改題。作並温泉近くで下級官僚と女性の情死事件が発生。主人公の夫と彼女の妹だった。不審に思った主人公が、事件の深層に迫る。文章、ストーリーだてが上手い。13.9.15

  • 官僚である夫と妹の時期を同じくした失踪と、その末の心中に疑問を持った妻が事件の真相を調べる物語。結局、ロシア人スパイをアメリカに亡命させる為の口実として、東京におけるスパイの協力者が必要だったため、夫はその協力者としてでっち上げられ殺された。話をよりリアルにする為に、妹と不倫があったように見せかけて、妹と一緒に殺された。実行犯は、夫の上司とも交遊のある人たちだが、バックにはこの上司や日本政府もいる。

  • 2011 Mi氏よりレンタル)

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著者プロフィール

松本清張
一九〇九年、福岡県小倉(現北九州市)に生まれる。五一年、《週刊朝日》主催の〈百万人の小説〉で「西郷札」が三等に入選。五三年「或る『小倉日記』伝」で第二八回芥川賞を受賞。五五年、短篇「張込み」で推理小説に進出し、五六年に作家専業となる。五八年に刊行した初の推理長篇『点と線』は大ベストセラーになり、一大推理小説ブームを引き起こす立役者のひとりとなった。七〇年『昭和史発掘』で第一八回菊池寛賞、九〇年朝日賞受賞。九二年死去。

「2022年 『松本清張推理評論集 1957-1988』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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