山峡の章 (角川文庫)

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  • 角川グループパブリッシング (1975年12月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041227305

作品紹介・あらすじ

昌子は九州旅行で知り合ったエリート官僚の堀沢と結婚したが、平穏で空虚な日々ののちに妹伶子と夫の失踪が起こる。死体で発見された二人は果たして不倫だったのか。若手官僚の死の謎に秘められた国際的陰謀。

みんなの感想まとめ

テーマは、結婚生活の平穏の裏に潜む不安や謎です。主人公の昌子は、妹と夫の失踪事件を通じて、思いもよらぬ真実に迫ります。松本清張ならではの時代背景が巧みに描かれ、携帯電話がない時代の人間関係や社会のあり...

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすくどんどん話に引き込まれていきました。
    小説の楽しさをよく感じられた作品でした。

  • 出ました<赤ら顔の男>まさしく松本清張
    この方の作品が読みやすいのは人物や出来事をおさらいの様に再度説明してくれるからでしょう。
    だが今回の山峡の章は清張にしては、ちと軽い。女性雑誌への連載を意識したのだろうか?

  • 松本清張ならではの時代設定なので、そっかそっか!携帯がなかったんだった!と思ってちょっと面白かった。
    何ひとつ無駄がなく、読者をひきつける内容であった。
    官僚の政治的背景が見れたことはよかったが、本当にこんなことを行っているとなったのなら背筋が凍るくらい怖い。

  • FMラジオで城之内ミサが絶賛していたので読んでみた。「氷の灯火」改題。作並温泉近くで下級官僚と女性の情死事件が発生。主人公の夫と彼女の妹だった。不審に思った主人公が、事件の深層に迫る。文章、ストーリーだてが上手い。13.9.15

  • 官僚である夫と妹の時期を同じくした失踪と、その末の心中に疑問を持った妻が事件の真相を調べる物語。結局、ロシア人スパイをアメリカに亡命させる為の口実として、東京におけるスパイの協力者が必要だったため、夫はその協力者としてでっち上げられ殺された。話をよりリアルにする為に、妹と不倫があったように見せかけて、妹と一緒に殺された。実行犯は、夫の上司とも交遊のある人たちだが、バックにはこの上司や日本政府もいる。

  • 2011 Mi氏よりレンタル)

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著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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