失踪の果て (角川文庫)

  • 角川書店 (1987年10月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041227473

作品紹介・あらすじ

中年の大学教授が大学からの帰途に失踪し、赤坂のマンションの一室で首吊り死体で発見された。自殺か他殺か。表題作の他、「額と歯」「やさしい地方」「繁盛するメス」「春田氏の講演」「速記録」の計6編。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

人間の業と社会の闇が交錯する短編集で、時代を超えた魅力を持つ作品です。物語は中年の大学教授の失踪から始まり、医者や代議士といった社会的地位を持つ人々の複雑な人間関係や動機が描かれています。お金や女性、...

感想・レビュー・書評

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  • 2025/14

  • 奇怪な事件も真相が明るみになると人の業という至極単純な動機に振り回されたことに気付く。女性・金銭・怨恨、いずれかの障壁が人生を狂わせてしまう。なんて愚かなんだ、それがなんて人間臭いんだ。煩う過程が生活に宿る。だから松本清張の作品は面白い。

  • 「失踪の果て」「額と歯」「やさしい地方」「繁昌するメス」「春田氏の講演」「速記録」の短編6作品が収録。

  • 失踪の果て・額と歯・やさしい地方・繁昌するメス・春田氏の講演・速記録、6編を収録。
    速記録以外は、昭和30年代の作品。速記録は昭和54年。

    どの話も面白かった。
    携帯電話がない時代、すぐに連絡がとれないというのは、物語を左右して面白い。
    (図書館)

  • 13/05/29 清張のあのドキドキ感が薄い。

  • ミステリーの短篇集。
    昔は斬新だったであろう松本清張のミステリーも、今の時代に読むと、火曜サスペンス劇場を思い浮かべてしまう。

    それでも新鮮さがあり楽しめると思ったのは、「春田氏の講演」。

    日本各地で講演を行う売れっ子評論家の春田氏。
    あるとき彼のファンを名乗る美しい女性が現れ、心をときめかせる。
    彼女の正体がわかっても、ときめきはなくならなかった。
    まるで初恋を描いたような甘い雰囲気を持つ話だ。

  • 失踪の果て・額と歯・やさしい地方・繁昌するメス・春田氏の講演・速記録

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著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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