黒い空 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 87
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041227510

作品紹介・あらすじ

辣腕事業家山内定子が創った八王子郊外の結婚式場「観麗会館」は、その高級感がうけて大変な繁盛ぶりだ。経営をまかされている小心な婿養子善朗はある日、口論から激情して妻定子を殺し、死体を会館の名所である「岩壁」に埋め込んでしまう。門出を祝う式場が奇しくも墓場となり、その上空を不吉なカラスが飛び交い、新たな事件が発生する…。河越の古戦場に埋れた長年の怨念を重ねた、緻密な大型長編推理。黒シリーズの最新作。

感想・レビュー・書評

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  • 話の流れがとてもよくできている。
    非常におもしろかった。

  • うーん。。清張さんの初めて「うーん」を読んだ気がす。。
    面白くないわけではないんだけど・・・・。
    なぜかいまいち感が・・・。
    誰にも感情移入がしにくいからなのか・・・。

  • ・知識(歴史)のひけらかしっぽいところが清張っぽい
    ・室町~戦国時代の関東のことがよくわかる
    ・歴史をこえてまで陰湿!これも清張っぽい
    ・解説に書いてあったけど、清張の作品にはタイトルに「色」をつけたものが多く、なかでも「黒」が一番多いらしい。言われてみたら確かに!
    ・黒い空=カラスで、最後までこのカラスがキモだった。

  • 初松本清張読了です

    文体が古くて読みにくい

    まぁまぁ面白いが最後は無理矢理こじつけた感じがして残念

    まぁ 他の作品も読んでみようと思う

  • 90年代に刊行された作品の割に、ちょっと読みにくい。日本史のエピソードが筋に絡んでるので、戦国武将の時代の話をすいすい読めるような人じゃないと、ちょっと行き詰まると思います。

    読み終えてトリックを考えてみるとタイトルは非常に巧妙ですし、伏線も綺麗にきっちり回収されていって、最後にきちんと集約されてます。ただ、素人探偵役の人の動きに対して、警察がこんなに敏感に反応するかなぁ?という辺り、リアリティに欠けるかな。

    ちなみに推理小説としては、前半は「コロンボ」型(ドラマで言うなら古いけど「古畑任三郎」型)です。つまり、犯罪の経緯がすべて読者に明らかにされ、それを隠蔽するためのトリックも語られるというもの。その場合、読者としては「どこで犯人のトリックが露見するか」を推理するのが楽しい訳ですが、この作品はそのポイントが実に分かりやすい。「あ、ここで破綻するんだな」があっさり読めてしまいます。これも惜しいポイント。
    そして後半は打って変わって、トリックを読者が解いていく形に切り替わりますが、これも残念なのが登場人物が少なすぎるが故に「コイツ以外に犯人はいないわな」となってしまうこと。あと3人ぐらい、脇でチョロチョロする人間を出してくれれば、もう少しクライマックスに向けてテンションが上がったかもしれません。

  • なんだこれは・・・
    10年以上振りの再読。本棚に並んでいたけど、手に取らない理由を忘れていた模様。

    巨匠といえども、こういう作品もつくるのね・・・最高を知っているだけに、これを読みとおすのはキツイ。断念。

    歴史蘊蓄好きな方には良いかも。

  • もうちょっとなめらかなものがいいなあとおもった

  • 日本史が苦手である。
    故に、最初の章は読み進めるのにものすごい時間を要し、そこでちょっと
    諦めようかとも思った・・・(笑;)

    戦国時代の恨みを持ち続ける子孫も恐ろしいし、展開にちょっと無理がある気がしないでもない。
    時代背景に絡めた作品が多い印象を個人的に持っているが、
    これはちょっとぶっ飛んでる気がする・・・。

  • 2011 O氏よりレンタル)

  • 室町時代の関東管領である扇谷と山内上杉家の因縁が背景となっている。思い切りフィクションなのだけれど、歴史にヒッチコックばりのカラスの出現で、なんとも引き込まれてしまった。

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プロフィール

●1909年、福岡県に生まれる。印刷工、新聞社社員を経て42歳で作家の道へ。「或る『小倉日記』伝」で芥川賞受賞。『点と線』『眼の壁』『砂の器』『ガラスの城』『黒革の手帖』など推理小説の第一人者として多くの作品を発表する一方、『日本の黒い霧』『昭和史発掘』などノンフィクション分野でも活躍。日本ジャーナリスト会議賞、吉川英治文学賞、菊池寛賞、朝日賞など受賞多数。1992年死去

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