犯罪の回送 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 110
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041227534

作品紹介・あらすじ

北海道北浦市の市長春田が東京で、次いで、その政敵早川議員が地元で、それぞれ死体で発見された。地域開発計画を契機に、それぞれの愛憎が北海道・東京間を行き交う。鮮やかなトリックを駆使した長編推理小説。

感想・レビュー・書評

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  • 松本清張さんの最後の作品らしいです。

    北海道と東京をめぐるミステリーです。今まで読んだ作品の中では少し面白みにかける気がしました。犯人や結末が意外すぎて驚きました。やはり何かこの作品は他の作品と違う気がしました。

  • 北海道のとある市の市長が東京出張中に失踪。
    そして遺体となって発見されるところから始まる推理小説。
    もっとも怪しいと思われた野党議員も殺され、最後に一気に明るみに出る真相。

    松本清張の作品には、個人的に当たり外れがあると思っていますがこちらは残念ながらハズレに近いかな。。

  • 松本清張が出版にあたり加筆し、著者最後の推理小説作品となったのが本書とのこと。北海道の小さな市の市長が、市議団との霞が関官庁への陳情出張の際、武蔵野の林野で絞殺死体となって発見される。タイトルの「回想」の意味とは?

  • 松本清張最後の作品。夢中で一気読み。もう、清張みたいなミステリー作家は現れないのかな・・。

  • 北海道の架空の市の市長が東京で、その政敵の議員が地元でそれぞれ死体で発見された。地域開発計画に絡んだ人の愛憎、犯人の目的とは―?
    なんと様似町が事件に関わる重要な場所として登場!!しかし、当館所蔵の資料では、様似の振り仮名は【さばに】に…。

  • ブログをこちらに書きましたので、宜しければお読みください。

    http://sommelierofbooks.com/fiction_nonfiction/matsumotoseicho_hanzainokaiso/

    松本清張は、それまでの日本文学に多かった小難しい文学作品とは一線を画す文体で、当時の人たちの人気を得ました。

    もちろん、松本清張の作品がたくさんの人たちから愛された理由はそれだけではないでしょう。

    理由はいくつもあるとは思いますが、その中の一つに、松本清張が描いた『人間模様』が挙げられるでしょう。

    松本清張作品で描かれた数多くの事件。

    その中で、数々の人たちがいろいろな感情を抱いて登場してきました。

    『犯罪の回送』も、他の松本清張作品と同じく、いろいろな人たちの『人間模様』が描かれた、そんな作品の一つといえます。

  • 2011.11.22 ブクオフにて購入)

  • 短編集かと思ったら違っていた。いや、別にいいんだけど。(笑)

    あとがきからの抜粋による作品内容は「港湾埋め立て計画をめぐる地方政界の暗闘」となっている。ところが、結局はその政界の暗闘は作品にリアリティを持たせる背景に過ぎないということがラストでわかる。

    いやーすごいよなあ。これがまさしく背景描写っていうやつですね。作品にリアリティや重みをつけるための技という。

    とまあ、作品のことから離れて、あとがきに関することでつらつらと思ったことなど。
    清張が92年8月4日に亡くなったと書かれてあったのだけど、それで思い出したのが、生前の清張に会ったことがあるという男性と話したことがあったなあと。それも病院内で。
    そう、92年の夏といえば、7月末に私は胆のう摘出手術をした。そして、入院中に清張が亡くなったことを知ったわけなのだが、その清張と昔会ったことがあるという年配の男性も入院していたよなあと。どんな人だったか忘れたけれど、確かにそういう人と話をしたことを思い出した。

    そうか、私が生きるか死ぬか(って、大げさだなあ、たかだか胆のう摘出手術でw)のわずかすぐ後に清張が亡くなったのかー。そんな清張のことは知ってはいてもそれほど読みたいと思ってはなかったのだけど、現在、私は清張に夢中だ。(笑)
    これも何かの縁なのかなあ、なんて思ってみたり。

  • あまりおもしろくなかった。

  • 北海道の北浦市市長春田は、陳情上京中に失踪、数日後に武蔵野林で絞死体となって発見される。捜査陣は、政敵早川議員に疑いを向けるが、直後早川の溺死体が地元の沖合いに浮かび、事件は予想外の展開をみせる。地域開発としての埋立て計画を契機に、それぞれの愛憎が北海道‐東京間を行き交う、スリリングな傑作長編ミステリー。

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著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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