潜在光景 (角川文庫)

著者 : 松本清張
  • 角川書店 (2004年10月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041227589

作品紹介

二十年ぶりに再会した泰子に溺れていく私は、同時に彼女の幼い息子の不信な目に怯えていた-「潜在光景」。借金苦で自殺した社長はなぜ八十通もの遺書を残していたのか-「八十通の遺書」。わが子をさりげなく殺そうとする父親。が、息子はそれを察知していた-「鬼畜」。日常のちょっとした躓きがその後の運命を大きく変えた世にも怖ろしい六つの結末。

潜在光景 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 潜在光景
    八十通の遺書
    発作
    鉢植を買う女
    鬼畜
    雀一羽

  • 読んだことのあるものが殆どだったけど、どれも面白い。

  • よくあるホラーとはまた違った印象だった。

    しかし肌に合わなかった。
    気持ちが悪い。

  • 松本清張『潜在光景』読了。ホラー短編集。表題作は、不倫関係となった女の子供がどうも自分を殺そうとしているのではないか、いや気のせいか、しかし…という確証がないだけに不気味な子供の話。日常の光の裏をちょっと覗いたら、その陰では思いがけない誰かがこっちを見ているかもしれませんよ。

  • 人間性の暗部を鋭く描いて短編ながら読み応えあり。「鬼畜」は映画で見たよりもあっさりした結末だったけど、夫婦の人間性が深くまで描かれていてある意味映画よりも怖かった。

  • やめる方が不運で、残っている方が必ずしも幸せではないよ。やめた方にかえっていい運が開けるかもわからないのだ。僕も今まで何度か止そうと思う曲がり角に来たことがあるが、とうとうふんぎりがつかなかった。君はまだ若いし、これからたくさんの人生の屈折を歩くはずだから、いい機会をつかむことだな。

  • 「潜在光景」
    「八十通の遺書」
    「発作」
    「鉢植を買う女」
    「鬼畜」
    「雀一羽」

    「鬼畜」はビートたけしが主人公でドラマをやっていたのを覚えている。が、ドラマは見ていない。見ればよかった。原作との違いを見たかったな。
    「潜在光景」は他人ごとじゃないなあと思った。
    「八十通の遺書」での遺書も他人事じゃない、自分で書いてしまいそうだと思った。
    「発作」なんかは犯罪に走ってしまうのはちょっとしたきっかけを信じられるなあと思った。
    「雀一羽」は、かの悪名高い法令の氷山の一角を見せられた気になったし、この話は政治家は読むべきだよなあとも思った。

  •  読了! お、面白い。外れナシの傑作短編集です。犯罪を犯す人間の負の感情の描写のなんと身につまされることか。さらっと、しかしちちんと書かれていてノッて読めました。すごく気持いいです。詳しい感想は後日。

  • 「潜在光景」の映画版(影の車)がすごく好き。「鬼畜」も収録されています。短編集「陰花の飾り」も面白かったのですがなかったのでここに書いておきます。

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