三面記事の男と女 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.50
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本棚登録 : 61
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041227602

作品紹介・あらすじ

昭和30年代短編集(2)。高度成長直前の時代の熱は、地道な庶民の気持ちをも変え、三面記事の紙面を賑わす事件を引き起こす。「たづたづし」「危険な斜面」「記念に」「不在宴会」「密宗律仙教」の計5編。

感想・レビュー・書評

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  • 男女の関係で普通の人が事件を起こす。そしてどうなるか。という短編集。短編とはいえ、一話一話が読み応えある。

  • 不条理だったり、やるせなかったり、自業自得だったり、教祖になっちゃったり。
    色々盛りだくさんなんだけど、やっぱり幸福を感じる事は少ない本。

    面白いです。

  • 2010.11.19 O氏よりレンタル)

  • 「たづたづし」
    「危険な斜面」
    「記念に」
    「不在宴会」
    「密宗律仙教」

    「たづたづし」後味が悪い終わり方。男って勝手ねと思った内容。
    「危険な斜面」は自業自得な終わり方。ただ、犯人を追い詰めるストーカー男もいい印象は持てない男。
    「記念に」この短編集の中で一番好きな内容かも。これにも身勝手な男が出てくる。一番身勝手な男だと思う。終わり方が切ない。
    「不在宴会」は殺しはしていないにしても自業自得だよなあという内容。
    「密宗律仙教」は、オウムよりもっと似たような宗教家がいたよなあと思って既知感抱いた。

  • 3.5

  • 禁断の恋の末に犯した殺人。その犯行が三面記事に報じられることから物語が急展開するという短編集です。
    松本清張といえば読み応えある作品ばかり読んできたので、独特の「えぇ〜!!」という驚きが小さかった気がしました。

  • 私は松本清張の「地方紙を買う女」という話がすきだ。
    だから、この本もタイトルに引かれて読んでみた。
    三面記事を賑わすような事件に関する短編が、5つ入ってるこの作品。
    その中でも「危険な斜面」という話が面白い。
    あの、最後にぞくっとさせるような書き方が私はすきだ。
    でも、オウム真理教を予言するかような、と紹介されていた「密教律仙教」は、
    長いわりには最後にインパクトがなくて残念。

  • 清張らしい短編ばかり。こんだけ俗っぽいネタばかりで何百作も作品残して、しかもそれが売れてるなんて!日本人はやっぱり他人の不幸ネタが好きなんだ!!アタシもだけど。

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著者プロフィール

松本清張
一九〇九年、福岡県小倉(現北九州市)に生まれる。五一年、《週刊朝日》主催の〈百万人の小説〉で「西郷札」が三等に入選。五三年「或る『小倉日記』伝」で第二八回芥川賞を受賞。五五年、短篇「張込み」で推理小説に進出し、五六年に作家専業となる。五八年に刊行した初の推理長篇『点と線』は大ベストセラーになり、一大推理小説ブームを引き起こす立役者のひとりとなった。七〇年『昭和史発掘』で第一八回菊池寛賞、九〇年朝日賞受賞。九二年死去。

「2022年 『松本清張推理評論集 1957-1988』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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