偏狂者の系譜 (角川文庫)

著者 : 松本清張
  • 角川書店 (2007年3月1日発売)
3.20
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  • 本棚登録 :26
  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041227619

作品紹介

一筋に学問に打ち込み業績をあげながら、社会的評価を得られない研究者の凄まじい情熱と怨念をテーマにした短編集である。延喜式の廃字の意味・戦争中の人体実験・新興宗教の弾圧事件・邪馬台国の謎の究明などに人生を賭ける男たちの行状に、自らの孤独な執念を重ねる出色の清張サスペンス。彼らを見放す女たちや頑迷な学会の様相を、昭和30年代日本の風景と共にきめ細かく描いた名品揃い。初文庫化作品を含む4編を収録。

偏狂者の系譜 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 昭和30年代に書かれた短編4編を収録。一人称で語られる学究・研究をテーマとしたエピソード。どれも起承転結がなく突然に話が切れる。当時の日本の時代の雰囲気が垣間見れる。暗い。

  • 3.5

  • 「笛壺」
    「皿倉学説」
    「粗い網版」
    「陸行水行」

    「陸行水行」は他の短編集に入ってのでスルー。(笑)

    あとがきにも書いてあったが、清張の「学究物」が集められた短編集。
    どちらかというとあまり興味のない内容。
    ただ、おもしろくないということもなかった。
    「皿倉学説」が一番よかったかな。

  • 学問にとりつかれた者たちの狂気を描いた短編集4本が収録されている。

    評価されず、世間から取り残された学者(モドキ)を書かせたら松本清張の独壇場。貧しさのために、学校に行けなかった自分を登場人物たちに重ね合わせ、犯罪者とは異なる狂気、迫力を表現している。

    といっても、大体は犯罪者になっちゃうんだけど。

  • 笛壺・皿倉学説・粗い網版・陸行水行

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