あかでみあ めらんこりあ (角川文庫)

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  • 角川書店 (1984年3月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041242124

感想・レビュー・書評

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  • 開高健、二十歳のときの作品です。
    いかにも文学青年が書いた作品と言う感じです。
    小説の新しい形や自分の文体を模索し、でも十分に熟成されていない。ある意味で独り善がり。情景の描写が不十分で、読者を置いて話が進む。特に昭和25年前後の風俗がふんだんに現れるために、なかなか付いて行けないのです。
    しかしながら、そうした未成熟ぶりも、より高所を目指した結果だということが伝わってきます。また、作品全体を通して見事なメランコリックな雰囲気を出しているのは流石です。
    また、どこか内に秘められたパワーを感じさせるのも開高健らしい。

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著者プロフィール

開高 健(かいこう・たけし):1930年、大阪生まれ。大阪市立大学を卒業後、壽屋宣伝部(現サントリー)にてコピーライターとして活躍。同時に創作を続け、57年『パニック』でデビュー。58年『裸の王様』で芥川賞、ベトナム戦争現地へ赴いた経験に基づく『輝ける闇』で68年に毎日出版文化賞、79年『玉、砕ける』で川端康成文学賞、81年に一連のルポルタージュ文学について菊池寛賞を受賞。ほか『日本三文オペラ』『ロビンソンの末裔』『オーパ!』『最後の晩餐』など、代表作・受賞歴多数。89年逝去。

「2024年 『新しい天体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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