ぐうたら生活入門 (角川文庫 緑 245-6)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 142
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041245064

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  • 「ぐうたら生活入門」4

    著者 遠藤周作
    出版 角川文庫

    p12より引用
    “浪費の感情の中にはいろいろな理由があるが、その最も主なも
    のの一つには「自分にたいする自信のなさ」があるのではないか
    と。”

     狐狸庵山人と呼ばれる著者による、日々の生活や気になる事に
    ついてのエッセイ集。
     気の弱い人についてから催眠術についてまで、楽しい語り口で
    書かれています。

     上記の引用は、人生とケチについて書かれた項での一文。
    なるほど一理あるなと思います、自分に自身が無い分、良い物高
    いものをもってその値段で自分を表したいということなのでしょ
    うか。
     文中での映画代が700円と書いてあったので、奥付を確認したと
    ころ、初版は昭和46年とありました。最近の文庫本と比べると文
    字が小さいので、少々読みにくいかも知れません。

    ーーーーー

  • 好きになった作家さんのエッセイは買ってみる質なので買ってみた。が、まだ読んでない・・・。
    読まなきゃな〜レベル⑤

  • 初読が小学生のとき。そのときにこの本に共感してしまった時点でもう何かだめだった気がする・・・ 狐狸庵せんせいリスペクト・・・

  • 「明日できることは今日するな。」これ、ぐうたら者の基本中の基本ね。

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著者プロフィール

1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50~53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。


「2016年 『『沈黙』をめぐる短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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