宿敵〈上〉 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.79
  • (33)
  • (47)
  • (51)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 285
感想 : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041245217

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  小西行長と加藤清正の二人を取り上げた時点で、この小説の面白さは確約されたようなものだが、遠藤周作はキリシタンの立場で小西行長を描けるのでリアリティが高まる。
     歴史小説として出色な作品だと思います。

  • 熊本県を舞台にした小説を読んでいます


    企業にあてはめると、上巻は

    秀吉に勢いがあり、人心コントロールが行き届いている中で 加藤清正と小西行長が 競争しながら、組織全体を 引き上げているので、組織の上昇気流時の競争を描いているように見える。

    上場前のベンチャー企業みたいな感じ。カリスマ性のある創業社長と 彼を慕う 武闘派と知性派の部下みたいな

  • 2015.6.2(火)¥150+税。(-2割引き)
    2015.7.20(月)。

  • 小西行長の生き様がありありと浮かびます。理想と現実のギャップに悩まされ、自らの立場に迷い、それでも面従腹背の生き方を掴み貫こうとする小西の姿に引き込まれます。英雄では決してないけれど彼に不思議な魅力を感じました。加藤清正との確執、石田三成との共犯、高山右近への羨望など、武将達への小西の感情もはっきりと現れています。

  • 加藤清正と小西行長。
    そして、秀吉。二人の個性と心理模写が、ことごとく、腹に落ちる。
    遠藤周作は、心理模写にかけて最高だ。

  • 宿敵の死んだ午後

  • 加藤清正と小西行長のライバル関係のお話。

  • 熊本県を代表する武将、加藤清正と小西行長。二人の確執を秀吉に上手く利用され、いちずに秀吉に尽くし武功を焦る清正、朝鮮出兵に反対ながらも面従腹背の小西行長。まさに現代のサラリーマン社会にも通じる戦記もの、ぜひ熊本県人に読んで頂きたい一冊です。

  • ラストは賛否両論ですが肥後宿敵にはたまらない一冊だと思うわけで

  • 関ヶ原経由で九州の二人が気になって読んでみた。
    小西の天井知らずな惨めさ+清正の対小西の半端ない嫌悪感+秀吉の怖さと、すごく…こってりです…さすが遠藤周作。
    下巻はこれから。

全44件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九二三年東京生まれ。慶応大学仏文科卒業。リヨン大学に留学。一九五五年『白い人』で第三十三回芥川賞を受賞。一九六六年『沈黙』で第二回谷崎潤一郎賞受賞他、数多くの文学賞を受賞。主な著書に『沈黙』『海と毒薬』『恋愛とは何か』『ぐうたら生活入門』『宿敵』等多数。

「2022年 『怪奇小説集 恐怖の窓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

遠藤周作の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
和田 竜
司馬 遼太郎
遠藤 周作
司馬 遼太郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×