- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041250051
感想・レビュー・書評
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軽薄のすすめというタイトルに惹かれて古本屋で購入。
吉行淳之介は"湿った空乾いた空"しか読んだことがなかったので、エッセイをちゃんと読むのは初めて。
男が憧れる人だろなと感じる。
1冊読み終わって、タイトルの意味を感じる。
良い軽薄さ。
坂口安吾、遠藤周作、梅崎春生らへんの名前がよく出てきて、またそこらへん読みたくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エッセイ集。軽薄で良いのだ。
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オトコのコの言い分数々、軽くて薄くて可愛らしい。
P46 一夫一婦制度について: 「できるだけ早く結婚することは女のビジネスであり、できるだけ結婚しないでいるというのは男のビジネスである(バーナード・ショウ)」 「ともかくも結婚せよ。もし君が良い妻をうるならば、君は非常に幸福になるだろう。もし君が悪妻をもつならば君は哲学者になるだろう(ソクラテス)」
P76 雑踏の中で: 酒を飲む時も、飲みはじめには群衆の中でひとりという気分を、私は求める。(中略)しかし、酔がまわるにつれて、私は人なつっこくなってくる。くちを開き、舌を動かして、たわいのないおしゃべりをしたくなる。それが精神のレクリエーションになる、という気分になってくる。 -
気楽にいこうと思える。
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100305(a 100413)
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淳之介さん素敵。
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高校時代よく読んだ。コリアン先生との交友関係もおもしろい。文章に味がある。
著者プロフィール
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