菓子祭 (角川文庫 緑)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041250297

感想・レビュー・書評

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  • はじめて吉行淳之介を読んだ。
    ザラザラした手触り、というより舌触りの短編集。

    淡々と記述されていく生理的な気持ち悪さから目を背けたいのに指の間から覗き見てしまう感覚。

    表現されていることが想像できない部分さえ、意図されているだろう居心地の悪さだけはしっかりと伝わってくる。

    吉行淳之介の皮肉とセンスは癖になる。

  • 2012.03.16

  • 銀座のフランス料理店を舞台に、モノクロの世界に侵入してくる原色の恐怖を描いた不思議な味わいの短篇小説『菓子祭』

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著者プロフィール

1924年、岡山市生まれ。新興芸術派の作家吉行エイスケと美容家あぐりの長男。妹に女優の和子と詩人で芥川賞作家の理恵がいる。2歳の時、東京に転居。1944年、岡山連隊に入営するが気管支喘息のため4日で帰郷。1947年、東京大学英文科中退後、大衆誌『モダン日本』の記者となる。大学在学中より『葦』『世代』『新思潮』などに短篇を発表、1952年から3回芥川賞候補になり、1954年に「驟雨」で芥川賞を受賞。安岡章太郎、遠藤周作、庄野潤三、小島信夫、阿川弘之らと共に「第三の新人」と呼ばれた。1994年、肝臓癌のため死去。
 主な著書に『原色の街』『砂の上の植物群』『星と月は天の穴』(芸術選奨文部大臣賞)『暗室』(谷崎潤一郎賞)『鞄の中身』(読売文学賞)『夕暮まで』(野間文芸賞)などがある。

「2018年 『廃墟の眺め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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