五番町夕霧楼 (角川文庫 緑)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041256060

感想・レビュー・書評

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  •  京都遊廓、丹後地方の描写によって雰囲気を作り上げている。

     主題は恋愛であり、金閣放火はあくまで素材の一つに思えた。たいそう贅沢な素材の使い方ではある。

     どこに力点を置くかで評価は分かれるだろうが、重要な心情は台詞で語られ、骨組みのみが目立つ結構で、小説世界の緻密さという点では、内省独白を中心に構築された三島『金閣寺』の方が優っているように感じた。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4041256062
    ── 水上 勉《五番町夕霧楼 196210‥ 別冊文芸春秋 196602‥ 角川文庫》
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19871203
     夕霧列伝 ~ 光源氏の息子から島原太夫まで ~
     

  • 似たような題材でも三○由○夫のよりよっぽど好きです。暗いのも、京都の馴染み深い懐かしい感じがする地名がたくさん出てくるのもgood。

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著者プロフィール

少年時代に禅寺の侍者を体験する。立命館大学文学部中退。戦後、宇野浩二に師事する。1959(昭和34)年『霧と影』を発表し本格的な作家活動に入る。1960年『海の牙』で探偵作家クラブ賞、1961年『雁の寺』で直木賞、1971年『宇野浩二伝』で菊池寛賞、1975年『一休』で谷崎賞、1977年『寺泊』で川端賞、1983年『良寛』で毎日芸術賞を受賞する。『金閣炎上』『ブンナよ、木からおりてこい』『土を喰う日々』など著書多数。2004(平成16)年9月永眠。

「2022年 『精進百撰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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