サイトに貼り付ける
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784041256183
感想・レビュー・書評
-
母が好きだったのか、我が家にも3冊ほど蔵書があるのですが、これまで手を出して来なかった水上勉さん。この本はどこかで書評を読んだのか、随分前から図書館の「今度読みたい本」に登録してました。
尼の子として生まれ里子に出された主人公の少女くみ。男たちの目を引く美貌で、二人の男と経験を持ち妊娠するが、老境に入った越前和紙の名人・与平のもとで紙漉きとして働くことになる。
どうしても古臭さの様なものは感じます。一方で、それゆえにでしょうか、重厚とか「がっしり」した物語の良さも感じます。粛々と進む物語の中に明治初期の北陸の情景が浮かんできます。
そしてクライマックス。与平は寺に納める大壁画用の奉書紙の21畳もの一枚紙を漉きあげ、その落成式でくみは・・・・。なかなか感動的なラストでした。
我が家の蔵書も読んでみましょうかね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感涙で読み終えた。雪深い景色が綾をなす辛い物語だ。
全2件中 1 - 2件を表示
著者プロフィール
水上勉の作品
本棚登録 :
感想 :
