一日暮し (角川ソフィア文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041256343

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  • 心筋梗塞によって生死の間を彷徨った著者による、禅師たちの生き方オムニバス。

    与えられた一切の印証を焼き捨てた挙句、飯山正受庵でお母さんと二人自給自足に徹した正受禅師(白隠禅師の師)を中心に、法要の最中でも別室で【フワーオ♪】な一休宗純など、BADな奴らの溜り場じゃん!なエピソードが綴られる一冊。

    苦悩煩悩一切苦の重心を本日只今即今の真芯で受けるが故に、水瓶を頭で運ぶが如く負うていけるとした著者の大悟に痺れました。

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著者プロフィール

一九一九(大正八)年、福井県大飯郡本郷村(現・おおい町)生まれ。十歳の時、京都の臨済宗相国寺の塔頭・瑞春院に入る。旧制花園中学校を卒業後、寺を出て、一九三七(昭和十二)年、立命館大学に入学。一九四〇年、東京に出て出版関係などいくつかの職に就くも、郷里に疎開、国民学校に勤める。戦後、東京に出て出版の仕事をしつつ文学修行、宇野浩二に師事する。一九五九年、『霧と影』を発表し本格的な作家活動に入る。一九六〇年、『海の牙』で探偵作家クラブ賞、一九六一年、『雁の寺』で直木賞、一九七一年、『宇野浩二伝』で菊池寛賞、一九七五年、『一休』で谷崎賞、一九七七年、『寺泊』で川端賞、一九八三年、『良寛』で毎日芸術賞を受賞する。二〇〇四(平成十六)年九月永眠。

「2022年 『ただいまを生きる 禅の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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