背徳のメス (角川文庫)

  • 角川書店 (1964年8月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041268018

感想・レビュー・書評

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  • 阿倍野やミナミを舞台にした医師というか病院という空間の色々な事を描いている作品。面白かった。

  • Kindle Unlimited 23-9冊め

    これ、植が主役だからカッコよく描かれてるけど、
    信子が全部知ってたって思うと、植は最低よね。
    それに、西沢に盾突きまくってたけど、外科手術できないのかーい、ってつっこんだわ。

    ミステリーというより、病院内抗争、男同士の醜い争いがメイン。面白かったし、結末が気になったので最後まで読んだけど、女性蔑視感がすごくて、世界観は受け付けないです…。

  • 古い作品(1960年)だが、古さを感じさせない。

    大阪の施療院で、殺害未遂事件が起こった。被害者は、憑かれたように女をあさる、背徳産婦人科医だった。彼を憎み、うらむ者は多い。犯人追及の過程で浮び上がる、彼や容疑者たちの暗い過去……。戦争で青春を失い、宿命ともいえる業を背負って、吹き溜りにうごめく、人間の生きざまを描いた、社会派ミステリー。直木賞受賞作。

  • 直木賞

  • 直木賞受賞作。重かった。
    正義とか良心とかに対して自分がこうだと思ってることは
    今から先ずっとこうだと言い切れるものなのかなと考えさせられた。

  • 第44回直木賞。
    主人公は産婦人科医・植秀人。大阪のさびれた阿倍野病院勤務。
    西沢科長との対立以来、何者かに命を狙われるようになり、単身解決を試みる。ハードボイルド推理小説。
    植もそうだが、植の周りのキャラクターがひとくせある者ばかり。院長、婦長、同僚医師、看護婦、ヤクザなど。
    事件の背景には、男の出世欲が見え隠れする。また、女は、女であることを武器にしながら、時には女であることが弱点になりながら、日々を暮らしている様子が描かれている。

  • なつかしい。海堂尊を代表とする医療ミステリーの歴史をたどれば、この本に突き当たるはずだ。10数年前、学生の時に読んだっけ。

    今読むと、意外な事実を知る。実はタイトルの「メス」が、アレだったとは。産婦人科に入院中の妊婦には読ませられんな。

  • 所有本は1976年5月30日発行 第二十四版。

  • 何という哀しい結末。看護婦長の哀れな末路。

  • これおもしろかった!

  • 黒岩重吾の直木賞受賞作。戦争の色の濃いハードボイルド、ちりちりと冷たいような肌触りがなんとも。2007/05/27

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著者プロフィール

1924-2003年。大阪市生まれ。同志社大学法学部卒。在学中に学徒動員で満洲に出征、ソ満国境で敗戦を迎える。日本へ帰国後、様々な職業を転々としたあと、59年に「近代説話」の同人となる。60年に『背徳のメス』で直木賞を受賞、金や権力に捉われた人間を描く社会派作家として活躍する。また古代史への関心も深く、80年には歴史小説の『天の川の太陽』で吉川英治文学賞を受賞する。84年からは直木賞の選考委員も務めた。91年紫綬褒章受章、92年菊池寛賞受賞。他の著書に『飛田ホテル』(ちくま文庫)。

「2018年 『西成山王ホテル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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