白鳥の王子ヤマトタケル 西戦の巻〈上〉 (角川文庫)

著者 : 黒岩重吾
制作 : 毛利 彰 
  • 角川書店 (2001年11月22日発売)
3.75
  • (3)
  • (0)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
  • 23人登録
  • 4レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041268582

白鳥の王子ヤマトタケル 西戦の巻〈上〉 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 大和王朝の王子であり、勇猛にして心優しき英雄、倭男具那。彼は女王・倭姫王の託宣に従い、熊襲と呼ばれ、九州で猛威をふるう狗奴国との戦いに出陣することを決心する。西を目指す男具那、その途には、狗奴国の勢力の北上にともなって各地で蜂起する賊たちが立ちはだかる。そして、女人剣士・羽女らを軍に加え、宇沙地方を跋扈する賊・鼻垂との壮絶な戦の幕は開いた―。日本最古の英雄、ヤマトタケルの生涯を描く歴史叙事詩、待望の第二弾。

  • 白鳥の王子(大和の巻)の続編。
    倭男具那が父のオシロワケ王(景行天皇)に九州の熊襲討伐を命じられ,熊襲の首長である川上建(カワカミノタケル)を討つまでのストーリー。
    九州は卑弥呼が支配していた頃は邪馬台国が熊襲(九州南部の国)の北上を抑えていたが,邪馬台国が大和に移って以来,熊襲は九州北部に勢力を伸ばしていた。
    三輪王朝の王であるオシロワケ王は,九州北部の熊襲に対抗する国からの応援を求められた。断れば倭の国を代表する権威もなくなるため,西討には男具那を送った。
    男具那には,男具那の妻の弟橘姫の兄である穂積内彦,葛城宮戸彦,吉備武彦,久米七掬脛(ナナツカハギ),日向襲津彦,それと,オシロワケ王と王の座を巡って対立し自殺してしまったイリヒコ王の側近だった丹羽森尾の孫である丹波猪食らが付き添った。
    見事川上建を倒した男具那は,建の死に際に『自分の名前をもらってくれ』と頼まれ,見事に戦って死んだ建の名をもらい,それ以降は倭建(ヤマトタケル)と名乗るようになった。
    話は戦を中心に進み,所々で男具那と部下のユーモラスな掛け合いが男具那の慕われる人格をより浮かび上がらせている。
    全2冊。

  • 膨大な量ではあったが、
    黒岩ヤマトタケルに魅せられて
    時には寝る間も惜しんで一気に完読。

    ヤマトタケルを囲む従者の存在がとてもいい。

    筆者想像の人物である丹羽猪喰に惚れてしまった(笑)

    筆者の解釈ではあるが
    これこそが事実だったように思えてならない。

    というか、こうであってほしい。
    そう思わずにはいられないほどとても引きこまれる作品だった。
    自分のこの嵌り具合からして、
    おそらく今後何度も読み返すんだろうなぁ^^;

  • 神話
    ヤマトタケル

全4件中 1 - 4件を表示

白鳥の王子ヤマトタケル 西戦の巻〈上〉 (角川文庫)のその他の作品

黒岩重吾の作品

白鳥の王子ヤマトタケル 西戦の巻〈上〉 (角川文庫)はこんな本です

ツイートする