- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041281017
感想・レビュー・書評
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改定前版を読了。文語調で鼓舞に繋がると中々出版させてもらえなかった(と言われる)本。状況記録として貴重。
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生き残った元乗組員が語る戦艦大和の最後。
この本が素晴らしいのは、命を散らそうとする戦場での最後を美化するでもなく、ただ虚しいものとして書くのでもなく、様々な思いが入り混じった混沌として書いていることにあると思う。
そこに正直に自分の身にあったことを伝え、それを後世に役立てたいという強い使命感が感じられる。この作者は物書きでもなんでもないというのがまたすごい。
文語調でやや読みづらい部分もあるが、多くの人に一度は手にとってもらいたい一冊。 -
文春文庫 児島襄著 戦艦大和 上
上記の本が登録されていないため、本スペースに記載します。
感想は下巻で。 -
戦艦大和の乗組員による航海手記のような作品です。
沖縄へむけて出撃する大和の航海初日から沈没するまでを当事者が詳しく語っていますので、資料としては一級品だと思います。
でも小説ではないので、盛り上がりには欠けます。資料と割り切ってください。
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4041281016 220p 1989・7・30 31版
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2008.09.18読了
(アマゾンより)
太平洋戦争末期に巨艦の最後と共に自らの死に直面したひとりの青春は、そこに何を見、何を体験したか。誇張もなく、虚構もなく、ただ強烈な韻律をもって語る、真実の戦争の記録!(阿川弘之) -
戦争文学としては非常に良く出来た作品かと思います。ただ表現を巡って、未だに論争が起きる人騒がせな作品でもあります。私は助けてくれた人達に対して失礼かと思いましたけど。これについては、出版当時の社会情勢も鑑みる必要があるかもしれません。
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貴方の人生観を変えます。