天国にいちばん近い島 (角川文庫)

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  • 角川書店
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レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041287019

感想・レビュー・書評

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  • 新婚旅行でニューカレドニアに行った後、読んでみた。

    もう1度、行きたいな 

  • 【昔読んだ本】
    中学生くらいの時に、タイトルに惹かれて親に買って貰った。調べたら1966年発行らしく、50年前かあ。
    今と違ってニューカレドニアに行くのも大変だったろうし、凄い決断力と行動力。
    私が大人になって海外旅行が好きになり、年2回くらい行く中で8割が南国なのは、もしかしたらすべての発端はこの本の影響かもしれない。
    親友がニューカレドニアに新婚旅行に行くことになって、この本を探していたのでプレゼントした。

  • 今のキラキラ女子旅行記のように思っていたが、もう少し泥臭い。そして、編集のせいか文体に違和感がある。美しい海の描写はひと場面のみ

  • 過去記録。

  • ニューカレドニア、ヌベア島、昭和41年著作

  • ニューカレドニアが今のようなリゾート地になる以前の旅行記。

    お金もなく、言葉もわからず、ただ「天国にいちばん近い島」と信じた未知の島に出かけて行った若者。
    人間不信に陥りそうなこともいろいろあったけれど、最後は「ここが自分にとっての天国」と思えるほどの出会いを得て帰国する。

    今の私たちが想像する「青い海・白い砂浜」の描写はほとんどなく、どちらかというとそんなに美しくない風景が描かれているほうが多いような気がするが、だからこそ、思いがけず「青い海・白い砂浜」を目にして涙する著者の感激が伝わった。

  • 『そこに日本人がいた!』といふ本を読んだ時に、ニューカレドニアに渡つた日本人のことが書いてありました。出稼ぎニッケル坑夫として、半ば騙されて渡航した先達の苦労話であります。
    そこで森村桂さんの『天国にいちばん近い島』にも触れてゐて、彼女が世話になつた林氏のこともちらりと記載がありました。

    初読から随分経つので、細部はほとんど忘れてゐました。改めて読むと、これが面白い。何しろあの時は原田知世嬢に夢中だつたので、映画の印象しか残つてゐませんでした。恐るべし角川商法。
    しかし現在は絶版のやうですね。あれほどのブウムを巻き起こしたといふのに。サブタイトルや本文中にやたら「土人」といふ記述があるからでせうか。

    森村桂さんは亡き父(作家の豊田三郎氏)から、「天国にいちばん近い島」の話を聞かされてゐたのですが、具体的な地名は教へてくれませんでした。
    それが、彼女が勤務する出版社の編集者から、ニューカレドニアの話を聞いた途端に、「ここだ!と私は思った。そこが父の言っていた、天国にいちばん近い島にちがいない」と思ひ込むのです。いや、森村さん本人も疑つたやうに、豊田氏はでまかせをいつたのだと思ふよ。罪な父です。

    今みたいに情報には不自由しない時代ではありません。どうやつたらニューカレドニアへ行けるのか、さつぱり分からないので、現地から鉱石を運搬してゐた会社に、運搬船に乗せてもらへないかと手紙で依頼するのであります。そして、奇跡は起きた! 

    旅行記として痛快なる読み物になつてゐますが、ニューカレドニアが俗化、いや観光地化する前の貴重な記録としてもその存在意義はありませう。さういへば29年前の映画でもすでに、主人公は旅行会社のパックツアーで、飛行機で渡航してゐました。
    ま、本書を知らなかつた人には、一度読んでみりん、と申し上げて筆を擱くものであります。

    http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-108.html

  • 純粋な作者とさらに輪をかけて純粋なニューカレドニアで出会った人達。現地で日本人に見捨てられそうになりながらも思わぬ人達の優しさに助けられる。一言のボンジューでつながる盲腸手術費の顛末、そもそもの始まりの岡野氏への手紙からサザンクロス号での出航までの流れなどこの世の天国と神様の存在を思わせます。著者は既に亡き人ですが、彼女の生きにくかった社会というのは自ら体験した天国とはあえて反対方向へ向かっているような気がします。

  • 2012/01/28 どこにあるかも知らない島に、英語もフランス語もほとんどわからないのに単身滞在。無茶なようでそれでも通じ合っているのが妙。

  • ニューカレドニアでの旅を通して出会った人々との
    人間模様と、作者の心境が記してある。
    旅日記かと思って読み始めたが、単なるそれとは違う
    著書だった。

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