春いくたび (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
3.69
  • (3)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 42
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041290101

作品紹介・あらすじ

戦場に行く少年の帰りを待つ香苗。別れに手向けた辛夷を支えに、春がいくたびも過ぎていた――表題作をはじめ、健気に生きる武家の家族の哀歓を丁寧に、叙情的に描き切った秀逸な短篇集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 少年少女向け短編集の第一段ですが、大人が読んでも遜色ない作品ばかりです。全集にも未収録との事なので、是非おすすめしたい…。「おもかげ」「花宵」「春いくたび」が心に残りました。

  • 重苦しくないところがいい。

  • 少年少女が主人公の時代小説短編集。
    幕末前後の話しが多かったけど、義経の娘の話しなども。
    叙情豊かで、描写がにおいたつよう。
    電子書籍でiPhoneにいれたので、何度も見返して勉強したい。

  • 図書館より。
    時代小説の短編が十編収録されています。

    背表紙によるとどの短編も少年少女のために書かれたものということで、簡潔な内容で話のテーマもやはり子供にあてて書かれたものなんだなあ、と思うものが多く最後に「めでたし、めでたし」と付け加えてもよさそうなハッピーエンドのものが多かったです。

    そういうわけで展開は先読みできるものが多かったですが、それが興ざめにならず逆に「やっぱりそうきたか」と安心感を持って読むことができたのはやはり巧さによるものなのかなあ、と思います。

    ですが、全体を通して少しインパクトには欠ける感じがありました。時代小説の入門にはよさそうな本です。

  • ひどい。全然良くなかった。戦中に書かれたのかな?天皇制賛美に終始していて面白くない。まあ、こんな風にしか書けなかった時代があったと理解すべきなのかもしれないけど…間違って旅行に持って行ってワクワクしながら開いただけにただただがっかり…orz

  • 2011.3.10(木)。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

山本周五郎(やまもと しゅうごろう)=1903年山梨県生まれ。1967年没。本名、清水三十六(しみず さとむ)。小学校卒業後、質店の山本周五郎商店に徒弟として住み込む(筆名はこれに由来)。雑誌記者などを経て、1926年「須磨寺付近」で文壇に登場。庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説などを発表。1943年、『日本婦道記』が上半期の直木賞に推されたが受賞を固辞。『樅ノ木は残った』『赤ひげ診療譚』『青べか物語』など、とくに晩年多くの傑作を発表し、高く評価された。 

戸石泰一(といし たいいち)=1919年宮城県生まれ。1978年没。作家。東京大学在学中から太宰治に師事。出版社に勤め『太宰治全集』を編集。著書に『火と雪の森』『青い波がくずれる』など。

「2022年 『山本周五郎 人情ものがたり (武家篇)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本周五郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×