尻啖え孫市(下) 新装版 (角川文庫)

監督 : 西 のぼる 
  • KADOKAWA
3.95
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本棚登録 : 227
感想 : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041290132

作品紹介・あらすじ

木下藤吉郎に請われ、織田勢に荷担した孫市だったが、「信長にだまされた」と飛び出し、なんと信長最大の敵・石山本願寺の侍大将を引き受ける。信長に「尻啖わせ」、戦国を駆け抜けた快男児を活写する痛快長編。

感想・レビュー・書評

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  • 雑賀孫一の一向一揆から最後亡くなるまで。
    駆け抜けるような一生、読み終わるのもあっという間だった
    タイトルにもなっている「尻啖え」って織田信長に対してということで妙に納得してしまった
    あっけない最後に関しては本当に謎だけど
    暗殺されたのか、はたまたどこか患っていたのかさえ謎
    痛快で剛毅、司馬遼太郎が如何にも好きそうな
    (かなり文中でも私事がおおかったけども)
    戦国時代の良い題材、作品

  • 地侍の典型であった雑賀衆の棟梁、孫市。
    戦場で踊りをしてるかと思ったら卓越した鉄砲技術に用兵ぶり。でも普段は「観音様」を求める好事家で、一角の大名でありながら身軽に堺に出かけてしまう。
    なんとも軽快なテンポが伝わるような、気持ちのいい歴史小説でした。

  • 2017.01.20読了

  • 木下藤吉郎に請われ織田勢に荷担した孫市だったが、「信長にだまされた」と飛び出し、なんと信長最大の敵・石山本願寺の侍大将を引き受ける。
    信長に「尻啖わせ」戦国を駆け抜けた快男児を活写する痛快長編。

  • 15/8/10読了

  • 稀代の足首フェチ、雑賀孫市さんの戦と女道を描いた小説。司馬遼太郎さんを続けて読んでいるのだけど、こんなにも恋愛を書く人だとは思ってなくてびっくり。しかも下巻の孫市さんと小みちさんのやりとりは、BL小説にも負けないくらいぐっとくるロマンチックなシーンがあり、さらにびっくり。
    そのシーンとは、体だけでなく心も呉れるというのであれば宗教心を棄ててみせよという孫市さんに、小みちさんが涙を流しながら反論するところ。河のこちら側に立つ私が対岸のあなた様に差し上げるとしたら、私が渡っていって捧げるのですか、孫市さまは渡ってきてくれはしないのですか、そんなことで女道といえましょうか?と訴えるシーン。孫市さんはおどろき、二人の間にある畳を河に見立て、渡り、小みちさんを押し倒すのでした。しばりょ先生ロマンチック~。
    尻くらえっていうタイトルは、女性読者に受けが悪いかもって心配なんだけどやむなくつけたとあり、そういうことも気にするしばりょ先生に可憐を感じました。

  • 信長が負け続けた理由がわかった。

  • 2010年11月

  • 痛快歴史小説。読んで元気になる小説。文句なく星五つ。

  • 崇高な好色者孫市の生涯天晴れ

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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