尻啖え孫市(下) 新装版 (角川文庫)

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  • 角川書店 (2008年10月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784041290132

作品紹介・あらすじ

木下藤吉郎に請われ、織田勢に荷担した孫市だったが、「信長にだまされた」と飛び出し、なんと信長最大の敵・石山本願寺の侍大将を引き受ける。信長に「尻啖わせ」、戦国を駆け抜けた快男児を活写する痛快長編。

みんなの感想まとめ

戦国時代を舞台に、雑賀孫市の壮絶な人生を描いた作品は、彼の剛毅さと痛快さが際立っています。信長との奇妙な友情を背景に、鉄砲の名手としての腕前を駆使し、数々の戦いを繰り広げる孫市の姿は、読者を惹きつけて...

感想・レビュー・書評

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  • 雑賀孫一の一向一揆から最後亡くなるまで。
    駆け抜けるような一生、読み終わるのもあっという間だった
    タイトルにもなっている「尻啖え」って織田信長に対してということで妙に納得してしまった
    あっけない最後に関しては本当に謎だけど
    暗殺されたのか、はたまたどこか患っていたのかさえ謎
    痛快で剛毅、司馬遼太郎が如何にも好きそうな
    (かなり文中でも私事がおおかったけども)
    戦国時代の良い題材、作品

  • 面白かった
    終わり方が儚くてよかった
    雑賀孫市、すごく好きになりました

  • 痛快、人間臭い、そんな言葉が合うそんな孫市を描いた物語。

  • 地侍の典型であった雑賀衆の棟梁、孫市。
    戦場で踊りをしてるかと思ったら卓越した鉄砲技術に用兵ぶり。でも普段は「観音様」を求める好事家で、一角の大名でありながら身軽に堺に出かけてしまう。
    なんとも軽快なテンポが伝わるような、気持ちのいい歴史小説でした。

  • 2017.01.20読了

  • 木下藤吉郎に請われ織田勢に荷担した孫市だったが、「信長にだまされた」と飛び出し、なんと信長最大の敵・石山本願寺の侍大将を引き受ける。
    信長に「尻啖わせ」戦国を駆け抜けた快男児を活写する痛快長編。

  • 15/8/10読了

  • 稀代の足首フェチ、雑賀孫市さんの戦と女道を描いた小説。司馬遼太郎さんを続けて読んでいるのだけど、こんなにも恋愛を書く人だとは思ってなくてびっくり。しかも下巻の孫市さんと小みちさんのやりとりは、BL小説にも負けないくらいぐっとくるロマンチックなシーンがあり、さらにびっくり。
    そのシーンとは、体だけでなく心も呉れるというのであれば宗教心を棄ててみせよという孫市さんに、小みちさんが涙を流しながら反論するところ。河のこちら側に立つ私が対岸のあなた様に差し上げるとしたら、私が渡っていって捧げるのですか、孫市さまは渡ってきてくれはしないのですか、そんなことで女道といえましょうか?と訴えるシーン。孫市さんはおどろき、二人の間にある畳を河に見立て、渡り、小みちさんを押し倒すのでした。しばりょ先生ロマンチック~。
    尻くらえっていうタイトルは、女性読者に受けが悪いかもって心配なんだけどやむなくつけたとあり、そういうことも気にするしばりょ先生に可憐を感じました。

  • 信長が負け続けた理由がわかった。

  • 2010年11月

  • 痛快歴史小説。読んで元気になる小説。文句なく星五つ。

  • 崇高な好色者孫市の生涯天晴れ

  • 読むに連れ雑賀孫一の人間味に引き込まれていく。自分の考えを信じ世間の尺度や見方を全く無視できる自然体の強さに感動した。好色で、織田信長との戦いに生き甲斐を感じるあたりはガキ大将そのもので憎めない。しかも戦をさせたら連戦連勝、見方によっては男のあるべき姿のような人物だし生き方だ。また、戦国時代の浄土真宗の影響力や考え方は今日のものとは随分違う事に驚いた。私にとっては読むと前向きな気持ちになれる本です。

  • 感想は上巻に書きました

  • 当時の宗教のあり方、歴史の背景がよくわかって勉強になりました。
    孫市のキャラが好き。

  • 雑賀孫市が魅力的に描かれている。途中に挟まれる時代背景、人物評も参考になった。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    木下藤吉郎に請われいったんは信長に加担した孫市だったが、騙されたと知り紀州・雑賀へと帰った。図らずも憧れの姫君と再会し、今度はなんと信長最大の敵・石山本願寺に味方するよう懇請される。藤吉郎との奇妙な友情も通わせながら、孫市率いる雑賀衆三千の鉄砲が信長勢に火を噴いた!生来の楽天主義と無敵の鉄砲で、信長に見事「尻啖わせた」男の魅力を圧倒的な面白さで描く司馬文学の傑作。文字が大きく読みやすい新装版。

  • 最後までいい男だなこの野郎!という感じ。
    藤吉郎との敵対しながらの友情がいいな。ダチですね。(笑)

  • 本願寺の鉄砲大名、雑賀孫市の小説の後半。いよいよ本願寺側として信長と対決する。面白いのだが上巻で感じた微妙な設定を当然の如く引きずっているのでそのあたりがやっぱり微妙。ただ孫市のキャラクターはあれでもいいと思う。

  • し−3−7

    2008/12/04 読了

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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