雨の日には車をみがいて (角川文庫)

  • 角川書店 (1990年9月3日発売)
3.54
  • (10)
  • (12)
  • (24)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 150
感想 : 14
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784041294161

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 筆者のクルマと女の遍歴・・・
    こういう本が受け入れられていたというのは、ある意味幸せな時代だったなぁ、と今ではしみじみ思う。

  • 最後に乗るのがポルシェというのは、好みかもしれないけど納得。ドライバーズシートとかイタリアやイギリスのクルマに比べたら、ワクワクするようには思えないけど、だからこそ走ることだけに夢中にさせてくれそう。江上が若くもなく、さほどキレイとも言えない人に惹かれるところも何となく頷ける。そんなものはなくても惹きつける人は確かにいる。正解なんてないと思う。

  • クルマが若者の憧れではなくなってどれくらい経ったのでしょうか・・・
    クルマは男のロマンというけれど、あの時代、どれだけロマンチックな存在だったかすごくよくわかる1冊です。

    女子でもクルマが特に好きでなくても十分楽しめました。
    個人的には最初の話が好き。

  • 主人公は変わらないで車、女の人が一話ずつ変わっていく構成

    電車で一気読みやわぁ∩(`・ω・´)∩ ワチョーイ!!

    一番は、ドイツ医師と交際していた女性と、背の小さな女性!
    (●´U`●v)))))).......((((((v●´U`●)

  • 気に入った車に愛情を注いで大切に乗る。
    車にも感情があるのかな? って、そんなこと考えたりしました。
    (でも、愛情をかけすぎると、コワイことに・・ っていうお話も入っています)
    9つのお話が収録されていて、それぞれ、9種類の車種が題名になっています。
    シムカ1000 アルファロメオ・ジュリエッタ・スパイダー 
    ボルボ122S   BMW2000CS など。
    それぞれの車を中心に展開する恋愛小説です。

  • 結構よかった。古きよき夢のマイカーライフといった感じ。
    途中、車の説明が口説く感じたり、言い回しが古くさかったりしたが、、、。


    目次

    第1話 たそがれ色のシムカ
    第2話 アルファ・ロメオの月
    第3話 アマゾンにもう一度
    第4話 バイエルンからきた貴婦人
    第5話 翼よ!あれがパリの灯だ
    第6話 ビッグ・キャットはしなやかに
    第7話 怪物グロッサーの孫娘
    第8話 時をパスするもの
    第9話 白樺のエンブレム
    エピローグ風あとがき
    解説

  • クルマは機械だけど、冷蔵庫や洗濯機とは やっぱり違う

  • 車を軸にした、美しい青春小説。ちょっと気障すぎる気が留守のは僕だけだろうか?

  • 大学に入ったばかりの時、先輩に薦められて読んだ本。それまで、本を読む男子にあまりであったことがなかったので、すごく新鮮でした。ひとつのクルマにひとつの恋。おしゃれでちょっと切ない短編集です。

  • 旧いクルマがたくさん登場する。アルファロメオ、シトロエンetc.お洒落な一冊。

  • 主人公の恋と車の遍歴を綴った連作短編集です。
     次から次へとお気に入りの車を乗り換えて、その時々の人生をそれらの車とともに過ごしていく設定です。そして、恋もまた、移ろっていきます。

  • 本当にクルマを愛情こめてかいている作品です。タイトルだけでちょっとぐっときて買いました。作者の私小説風であるところも悪くない、と思います。女の人にはなかなか理解出来ない部分だと思いますが、男性は無生物に愛情を注ぎます。コンピュータやクルマ、時計、趣味のものもの。それは女の人が子供を創造出来る、男性には出来ないという事実から来るのではないかな、と思います。そんなことを考えながら読みました。クルマが好きなら必ず、男性心理をもう少し知りたい女性もぜひ、読んでください。

全12件中 1 - 12件を表示

著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

五木寛之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×