生きるヒント 自分の人生を愛するための12章 (角川文庫)

著者 :
制作 : 岡田 幸四郎  竹久 夢二 
  • KADOKAWA
3.40
  • (25)
  • (30)
  • (103)
  • (12)
  • (0)
本棚登録 : 486
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041294185

作品紹介・あらすじ

「悲しいではないか」かつて明治の青年たちは、顔を合わせるとこう挨拶したという。「悲しいではないか」、悲しみを知っている人間だけが、本当の喜びを知ることができる。「歓ぶ」「悲む」「笑う」「飾る」「占う」「買う」「歌う」「想う」-。日々の感情の起伏の中にこそ生きる真実がひそんでいます。常に時代を予感し、人の「心と体」について深く洞察する、日本を代表する作家からあなたへ、元気と勇気が出るメッセージ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 歓ぶ、惑う、悲む、買う、喋る、飾る、知る、占う、働く、歌う、笑う、想うというカテゴリーに分けて、人生のささやかな喜びを教えてくれる。

  • 職場のロッカーに「積読本」だった本書。福祉の先輩が意図的に置いて行ったんだと思い、取りあえず読み始めた。

  • 最終章の「想う」が良い

  • 仏教(浄土真宗)の信者でもある五木寛之さんのエッセイ。押し付けがましいところが一切なく、肩の力が抜けていて自然体で読み易い。
    『見テ 知リソ 知リテ ナ見ソ』柳宗悦(心偈より)…見てから知るべきである、知ったのちに見ようとしないほうがいい→予備知識や固定観念が邪魔になる事がある。直感を信じよ。
    『人生に希望はあるか、という問題ですが、ぼくはやっぱりないと思います。』
    『人間の一生というものが死へむかって進んでゆく旅行である』等々。
    2巻目以降も出ているみたいなので機会があれば読んでみたい。

  • 割と普通とは反対の考え方をしていて面白かった。
    明るく明るくと、プラスに考え過ぎず的なのも、なんだか良かった。
    明るくないとさも悪いみたいな、ネガティブは悪いこと?みたいな意見は「確かに。そういう世の中になってきているのが、問題かもな」と思わなかった考えが生まれたりした。最後の12章が良かった。

  • 23年前、著者61歳の時のエッセイで、まだ死への切実感がないせいか、内容的には若さが残っているというか、ブレがあるというか、諦観が足りないような。60歳ぐらいというのはそういう時期で、著者の変化・成熟を逆に感じることができる。時代的にはバブル崩壊直後でもあり、これからの長い下り坂が予想できなかったという事も感じられる。過去を語るのは簡単だが、将来を語るのは難しい。中身では<知る>がイチバン印象的だった。

  • 人生論と言うものではなく、天声人語のように問いかけ、転じて反対意見もまとめてる。

  • ふとおちつく。

  • マーク・トウェインの言葉:「私は天国へは行きたくない。なぜならば、天国にはユーモアというものが存在しないからだ ユーモアの源泉は、哀愁である 悲しむことを忘れた人間に、本当の喜びが訪れるわけはないとぼくは思います

  • 本当に久しぶりに五木寛之でも読もうかな、と。まったく穏やかで明快な語り口調の中に様々な自分の考えを詰め込むということの達人の文章で、素直に受け入れることができる。いわゆる「人生論」的な本は胡散臭いものばかりでまったく信用していないけれど、この人の言葉なら信用できる、そういう感じがする。色々な角度から「ヒント」を少しだけ与えてくれる本ですが、私が印象に残っているのは、「歓ぶ」、「惑う」、「喋る」かなあ。どれも、あまり自分が考えたことのない視点を与えてくれると思います。ちなみに、私は五木寛之が生きるということを苦しく険しい道のりであるということを根本条件にしているのを今回初めて知った。読んだのが昔すぎてあまり覚えていなかったのだけれど、そういうイメージはなかったです。どちらかと言えばもっとポジティブなイメージ。きちんと根本があった上でのほんの些細な示唆という謙虚さに頭が下がる。いい本だと思ったので、続きシリーズも今度読みます。そして、三木清も。

全46件中 1 - 10件を表示

生きるヒント 自分の人生を愛するための12章 (角川文庫)のその他の作品

五木寛之の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
吉本 ばなな
村上 春樹
ジェームズ アレ...
有効な右矢印 無効な右矢印

生きるヒント 自分の人生を愛するための12章 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする