息の発見 (角川文庫)

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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041294420

作品紹介・あらすじ

「いちばんよいのは、音もしなければ、滞りもなく、呼吸していることを忘れている状態です」。日本人は、物質的な恍惚を求めるあまり、息を疎かにしている。たった一回の息が、全身のすみずみまで運搬される。意識を向け、息を調え、吸った息を活かせば、健康や生活を管理することも可能だ。禅僧として長年をかけ、息づかいを体得してきた文学者と、仏教徒である作家が、呼吸による心身のコンディション維持を語り尽くす。

感想・レビュー・書評

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  • 対談集。二人の博い知識が話をわかりやすくする。
    禅の修行が苛烈を極めるのは基本的欲求による迷いを断つためという考えが面白い。睡眠不足だけど起きて集中しなければならない状況では自然とその他の欲求の認知度が下がるらしい。
    意識のポイントが上,肩で息をする→ポイントを下げることで落ち着く,臍下丹田
    吸うことと吐くこと。難しいのは吐くこと。

  • 読み物としては面白い。暇つぶしにどうぞ。

  • 必要不可欠な行為でありながら、当たり前すぎて中々意識しない呼吸について、その大切さ、効用、身体との関連性についての対談。

  • お互いの良いところが出てる対談。五木氏がちょっと主張が強いかな?玄侑氏は説得力がありますよ。あと、所々に出てくる呼吸の仕方は確かに落ち着く!

  • 五木寛之氏と玄侑宗久氏との「息、呼吸」をテーマにした対談記録。
    全編に渡り両氏の思うところについて語り合う内容となっており、具体的な呼吸実践法の記載などは少ない(本書の中では個人差があるものだ、とも)。
    禅に通じる人が「息、呼吸」に対してどのような考えをもっているのかを知るには良い一冊かも知れない。

    五木氏は本対談の後に「親鸞」を執筆しているようす。

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著者プロフィール

1956年、福島県生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒。さまざまな経験と職歴を経たあとに、27歳で天龍寺専門道場に入門。2001年、『中陰の花』で芥川賞を受賞。07年、柳澤桂子氏との往復書簡『般若心経 いのちの対話』で文藝春秋読者賞を受賞。小説のほか、仏教や禅にまつわるエッセイや対談本も多い。08年より月福聚寺第35世住職。

「2016年 『息の発見』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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