朱鷺の墓 上 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041294437

作品紹介・あらすじ

金沢、東の花街。五歳で杉乃家の養女となった芸妓・染乃は、界隈きっての器量よしと評判だった。時は明治38年、日露戦争の終結が噂されるなか、ロシア兵捕虜が金沢駅に降り立った。折しも染乃は兼六園で、捕虜イワーノフに窮地を救われる。蔑視に耐え愛を育み、夫婦となった二人だが、ロシアに渡る決心をした矢先、染乃がかどわかされ引き裂かれた。染乃は一人、大陸に夫を捜す旅に出る。過酷な宿命から愛への脱出、感動のロマン巨編。

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだ中で最高傑作!大好きな一冊です。

    戦争や差別にも負けず、ひたすらイワーノフを愛しぬいた染乃。
    愛する人とただ静かに生きたいという信念を持ち、どんな厳しい環境にも負けない染乃に心を打たれました。

  • 花街で一番の美人で、薄幸で、でも美人なのでいろんな人が助けてくれて、商才があって、男二人にひっぱりだこで、っていうのは、ちょっとなあ…感情移入しにくい。
    金沢旅行に行くために読んだので、それなりに参考になりました。
    ひがし茶屋街や浅野川を実際目にした時には感慨深いものが。川は飛び込んでも死ねなさそうだったけれども。
    時期がよかったのか、金沢は小説に書かれているよりもずっと明るくて、人の優しい町でした。

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著者プロフィール

作家。1932年、福岡県生まれ。朝鮮半島で幼少期を送り、引き揚げ後、52年に上京して早稲田大学文学部露文科に入学。57年に中退後、編集者、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞など受賞多数。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『下山の思想』『百寺巡礼』『生きるヒント』『孤独のすすめ』など多数。

「2022年 『人生のレシピ 人生百年時代の歩き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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