小説 野性時代 第120号 (KADOKAWA文芸MOOK 122)
- 角川書店 (2013年10月12日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041300473
感想・レビュー・書評
-
米澤穂信特集ということで友人に借りました。
収録の古典部シリーズ短編の『長い休日』は折木のモットーの背景について。
さすがとしか言いようがない。
折木の今までの行動全てに納得のいくストーリーが今までの古典部シリーズの中でもかなり好きな部類。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
米澤穂信の〈古典部〉シリーズ、『長い休日』を読むために入手。
米澤穂信関係のところしか読んでいないので、評価は控えさせていただく。
シリーズ全体にとって結構クリティカルな、奉太郎の省エネ主義は如何にして採用されたのか、が説明される。
勿論、体裁上の(?)謎要素も入れて。
えると奉太郎の関係性が大きく変わりうる話なので、今後が楽しみでも不安でもある。 -
米澤穂信の特集であったため購入。古典部シリーズの読み切り、長い休日が掲載されている号。奉太郎が何故やらなくてもいいことならやらない。というモットーを持っているのか、彼の過去が明らかになる。
-
「長い休日」米澤穂信
奉太郎のモットーのきっかけを作った話。今回もほろ苦い。お姉さんが素敵だった。 -
収録されている古典部シリーズ最新作「長い休日」が良い。『やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に』というのが奉太郎の生活信条だが、その生起の秘密が明かされる。奉太郎と千反田の二人の会話によって進められるストーリーは「心当たりのある者は」のようだし、奉太郎の心の奥に触れた千反田の驚きは「連峰は晴れているか」のようだ。これは名作。
-
米澤穂信特集。米澤穂信インタビューや、対談あり。〈古典部〉シリーズ最新作「長い休日」。折木の過去がちょっとわかる。