きまぐれ星のメモ (角川文庫 緑 303-2)

著者 : 星新一
  • KADOKAWA (1971年5月発売)
3.64
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  • レビュー :14
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041303023

きまぐれ星のメモ (角川文庫 緑 303-2)の感想・レビュー・書評

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  • 自伝的短編集。なるほど、あの示唆に富んだSF短編は、こんな思考からできあがっていたのか、と。とても興味深い。著者なりの未来予想が何個かあるが、実現していたり実現していなかったり、そもそも不要となっていたり。

  • 2014.2.7(金)¥105。
    2014.3.19(水)。

  • 夜の8時には最終電車になってしまう地元の電車に乗って星さんのショートショートを読んでいた頃からだいぶ時間がたって、新幹線で出張するのが当たり前のような大人になりました。東海道新幹線のキオスクで缶コーヒーとレーズン三度と一緒にこの本を買ったのですが、今になって星さんがどういう風に物語やアイデアを搾り出し、組み合わせて作品にしていったのかについてのエッセイを手にするなんてなかなかのタイミングです。
    例のない視点で搾り出すアイデアをコンスタント珠玉のショート・ショートに纏め上げる彼が語る「産みの苦しみ」を感じると、多忙なように見えても怠惰な脳の使い方をしているものだと忸怩たる思いがこみ上げてきてしまいます。
    ただ、これが書かれた時代背景や当時の世の中の人の世界観、技術の進歩の程度などを読むにつれ、大正生まれの星さんに21世紀の日本と世界はね・・・と語り掛けたいような甘めのノスタルジーを感じてしまいます。

    というわけでノスタルジックな文体で感想を書いてみました。

    ちなみに山本七平さんとかの評論を読むと「21世紀の日本もね・・・」と眉を下げて首を傾けつつ話さなければならなくなりそうだな、ということと比べると、この数十年の技術的課題と政治・社会における課題のどちらがどのような進歩を遂げたのかという点について考察の一つもしてみたくなります(笑)

    まったく本の評論でも感想でもない気がするけどまあいいや。

  • いい味出しているなぁ。
    さすが、ショートショートの名手だけあり
    その文章は短いながらもしっかりと
    読者である私に響くものがあります。

    作家ならではの裏側も知ることができたり。
    やはり一から創作するのには
    とてつもない苦労がある様で…

    それと食の方では
    貴重なかたがたとの出会いが数多く。
    親交があった人は私の気に入っている
    作家ばかり!!
    その場面に居合わせたかったなぁ!!

  • ショートショートで有名な星新一のエッセイ集。出版は約40年前だが、執筆期を考えると50年前のものも・・・

    一つ一つのエッセイは簡潔で、すぐに読める。昔の漢字・言葉などよくわからないものもいくつかあるが(ルビふってないので)文脈で大抵なんとかなる。

    いくつか近未来の姿を予想している文章があり、現代文明とピッタリ当てはまっていたので、「この人は予言者かっ Σ(・ω・ノ)ノ! びっくりっ!」と驚いてしまった。

    読みすすめていくと、作者の素性もわかってくるので他の作品を読む際の参考にもなると思う。

  • 星新一のエッセイ集。なかなか読みごたえはあるボリューム。ユーモアの塊みたいな人なんだと思う。数ある作品を残しているだけあってその苦労も並大抵ではなかったようだ。戦時中の事も色々な視点で書いてあり興味深かった・。不発した焼夷弾を友達に売ったのは笑えた。

  • これを読んでおくと、星さんの作品をさらに楽しく読めるようになると思います。たまに読み返したくなります。

  • 買った頃にはつまんなくて読みきれなかったのだけど、今読むとおもしろい。

    生きていたらかなりの高齢だとわかっていたが、まさか東京裁判を見にいけたほどのお歳だとは思わなかった。

  • エッセイだとは思ってなかった。

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