きまぐれロボット (角川文庫 緑 303-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 645
感想 : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041303030

感想・レビュー・書評

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  • あまりにもこの大きさの文庫本としての価値が高すぎる星新一の児童向け短編集。大変可愛らしい表紙が素晴らしい。

  • 興味はあったけど、読んだことなかった星新一を初読み
    数ページの中に、起承転結がしっかり描かれていて無駄がなく、子供向けと思いきや、大人が読んでも面白い。星新一の奥深さを感じた。

    だいたい、まぁそんな上手くいかないよねって感じのオチが毎回秀逸だった。

    どんなオチがつくのか予想しながら読むのが楽しく、一気に読み終わってしまった。

  • 一つ一つの作品がとにかく秀逸。
    この短い内容の中に起承転結がここまでしっかりしている作品はないと思う。
    ある意味、ソー○マス○ーヤマ○を彷彿とさせる完璧さである。
    かつ面白い。
    薄い本なので、さっと読めてしまう。
    非常にオススメ。

  • 初めて読んだ(手に入れた)文庫本。
    読書の面白さを教えてくれた。

  • 一番最初に買った星新一の本がコレ。ものすごく思い出深い1冊。
    この出逢いから全てが始まった。

  • 今度こそ星新一のショートショート。「おみやげ」を途中まで読んだところでハッとした。調べてみたら、小中学生時代の国語の教科書に載っていた作品だったから。オチを覚えてたってことは、それだけ印象に残ってたってことなのかもしれない。あと個人的に「花とひみつ」みたいな話好きですよ。

  • 子供向けではあるが、大人にもオススメの作品。

  • 安定した面白さ。改定前のを読んでいますが、星新一氏はこの本は手直しされたのかな?書かれたのが40年ぐらい前なので、細心の注意を払っていても言葉に時代を感じさせてしまう。

    すずらんのにおいの薬、ってすずらん毒やん。

    追記:すずらん薬にもなるんですね。
    強心剤など、ということなので、心臓がわるいという伏線?

  • ショートショートなので、
    トイレで読んだ。
    読みやすい。

  • 簡潔な文体で語られるショートショート集、皮肉の利いたオチなども多くサクッと読めて楽しめる。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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