- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041303122
感想・レビュー・書評
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今読み返すとかなりホラー。40年前の作品だが、タイトルの"網"をネットと読み替えれば作者の洞察に改めて唸らされる。
電話は普及し続け、記憶が情報バンク=クラウドに外部化。その情報がすべて混濁したらどうなるか?
キングも「セル」を書いていたけど、情報のパンデミックってもう起きてるのか、これからなのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
話が進むにつれて、ようやくタイトルの意味を理解。実際にこんな事が起きたら嫌だなぁと思いつつも、知らなければ結構幸せなんじゃないかと思ったりもしました。
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タワーマンションの1階から12階までの住人を順に主役に置いた連作短編。
コンピューターが意識を持ち、人を試し、制していく。
久しぶりに読み返した。
今読んでも全然古臭さを感じない。ブラボー!
〔自書・再々読・5/7読了〕 -
1970年発表の本作は正にネット社会の今を警告しているかに読める。星新一の先見性及び空想力、恐るべしの一作。
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2017.1.12(木)¥100+税。
2017.2.1(水)。 -
マンションの住民の周りに起きる不思議な事件。1F〜12Fまで計12話を通して何が起こり、何に収束するのか。
≪評価≫
インパクト─B
本の厚さ─C
登場人物の濃さ─D
共感度─C
読後の成長性─C
話のスケール─C
笑い─D
暖かさ─C
敵か味方か?度─B
著者プロフィール
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