- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041303184
作品紹介・あらすじ
おなかがすいたら料理をつくり、あとかたづけに、へやのそうじ、退屈すれば話し相手に。なんでもできるロボットを連れて離れ島の別荘に出かけたお金持ちのエヌ氏。だがロボットはしだいにおかしな行動を…。博士の不思議な発明、発見が様様な騒動を巻き起こす。傑作ショートショート集。
感想・レビュー・書評
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皆さんは星新一さんの作品を一つでも読んだことはありますか?「NO」と答えた方は一つでもいいので読んでみましょう。用意するのものは本と数分の時間だけです。星新一さんはショートショートで有名ですよね!少しの時間でドキドキ、ワクワク、どんでん返しが楽しめます。1000本以上の物語をかいてきたのでコンプリート目指して頑張りましょー!!
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コルベットさんうたえながさん、こんばんは♪えー!1000本以上!?すごい!!興味あるけど、コンプは大変そう・・・( ˙˙ ; )うたえながさん、こんばんは♪えー!1000本以上!?すごい!!興味あるけど、コンプは大変そう・・・( ˙˙ ; )2024/10/17
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うたえながさんコルベットさん、コメントありがとうございます!果たしてコンプリートした方は居るのでしょうかねー?、コルベットさん、コメントありがとうございます!果たしてコンプリートした方は居るのでしょうかねー?、2024/10/25
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サリンジャーを読んでいて、さっぱり進まずわからず、もしかして星新一って同世代じゃないか?と思い調べたら、同じ時代を生きていた
フラニーとズーイがアメリカ1961発行で
きまぐれロボットは初出が1964年朝日新聞
最近星新一の新潮文庫の装丁がカワイイ系になってきたのがあるなと思っていたら、自分の本棚に登録してあった本も綺麗になっていて、嬉しいような?
持っている本は 昭和の和田誠の絵で解説は谷川俊太郎。お値段120円。皆さん若かったんだろうな。
こちらのショートショートは、朝日新聞日曜版に連載されていたものだそうです
全体的にロボットとか薬とかの発明に関するお話
挿絵も豊富で子供も読むことが想定されていたのかな
時々あるちょっと大人のお話は無しです
そして、この作品の初出を調べていたら、ああなんていうことか!
星新一の祖母小金井喜美子さんは、森鷗外の妹だったことを初めて知る
どちらもそれなりに読んでいる方だと思うのだけど 結局小説以外をあんまり読まないから 私は知識不足情報不足なんでしょうねえ
森鷗外はSF方面でもルーツだったです
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星新一は、ショートショートで有名な人。
沢山の話を書いているから、当たり外れがあるけど
この作品は個人的には当たりが多いと思った。
少し難しいなという内容があったりするけど、
5ページくらいで絵もあるので読みやすく
小学生にもおすすめ。
〈ちょっとネタバレ〉
↓ ↓
「失敗」が1番好き。
なんと間抜けなエヌ氏が盗みに失敗する話
あと、「あーん。あーん」も好き。
泣き続ける赤ちゃんを頑張って泣き止ませよう
とする話
いつまでも泣き続ける赤ちゃんの話 -
こども向けでもわかるように書かれているが、おとなが読んでもおもしろい 短編だから深く心に残るほどではないが、世の中ラクしようとおもったってそうはいかないよなと改めて気づかされる
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本当に久しぶりに星新一さんのショートショート。
懐かしい。
昭和47年初版。半世紀以上前。
なのに未来の話し。
なのに古さを感じさせない。
ただ、落ちが読めてしまいがちで、いまいち楽しめなかったかな。
かなり飛ばし読みしました。
1000作以上のショートショートを残した星新一さん。父は星一。シンプルな名前だなぁ。
調べてみると、親戚に森鴎外がいるみたいです。
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どうも。星新一ビギナーです。星さんの作品を読むのは、声の網を合わせてこれで二作目。ショートショートとしては初めて読みました。
どこの誰ともわからないいろんな人たちやロボットや動物、オチがあると思ったら今度はオチがなかったり、実に多彩な物語がたくさん織りなされてこの本に詰まってる。クスリと笑えたり、頭をひねらせたり、いろんな読み方ができる。面白かったです。
他にも星さんの作品を読んでみたいけれど、他に何から読めばいいのかわからない。ので、何かオススメがあれば教えてください笑 -
特にファンでもないのだけど、星新一ほど、「稀代の作家」という言葉がぴったり似合う人はいないと思う。
着眼点。
構成力。
斬新さ。
読者の予想を超えてくるオチ。
人間の本性の炙り出しと、胸にストンと落ちてくる納得感。
明らかに皮肉なのに、同時に盛り込まれたいたわりの視点。
時代を感じさせない近未来的なモダンさ…。
わずか3〜4ページの世界の中にこれだけのものを込められた人なんて、他にいないんじゃないかと思ってしまう。
しかも、それを1000本あまりも書き上げたという…。
多くが宇宙人やロボットといったSF的なネタであり、確かに「星スタイル」なのに、どれ一つとして、同じオチはなく、すべてちがう。
もう、圧巻です。
個人的に、アッ!と思わされたのは、「きまぐれロボット」と「ネコ」。
「きまぐれロボット」は、さすが表題作になるだけあって、インパクトあります。
確かに、便利って、いいことだけじゃないんだよね…。
うん、私は明日もエレベーターじゃなく、階段を使うよ。
「ネコ」は、われこそは愛しきネコちゃんの下僕であると自覚しているネコ飼いにはぜひ読んでほしい。
これぞネコ!
そして、やっぱりネコは偉大だ!
ネコがネコたる故に、地球を救ったのだから。
間違いない! -
1つ1つのお話が非常に短く、1分以内で読み終えられるものばかり。
この短さでもあっけなさをあまり感じさせないのがすごい。
登場人物や設定が毎度魅力的で初めの数行から心を掴まれる。
オチもしっかりしていて良い読後感。
子供から大人まで楽しめる手軽な1冊。 -
昭和47年に初版が発行されたというからなんと50年以上昔の作品なのになぜなそんな気がせず、星新一さん以外の誰でもない作風は、童話とはいえ大人でも面白い。むしろ大人の方がシニカルな面白さを得られると思う。
片山若子さんの表紙と挿絵がとてもほのぼのとしていてかわいいです。
巻末の谷川俊太郎氏による解説よると和田誠さんの挿絵いりでまとめられたことがあるそうで、その挿絵もかなり気になります。 -
3.2
なるほど、読みやすいなー。
SFは開拓したくて、星新一は一通り読んでみたいと思ってたので、ちょうど、よかった。
今の感覚で読むと、とんでも展開だなぁーと
と思う場面もしばしばだが、最終の開拓者としては素晴らしいと思う。
週刊ストーリーランドも星新一的な内容が多かったんだね。
ネズミの予知の話なんか、童話に使われそうだし、
気まぐれロボットは落語。
全体的に藤子・F・不二雄の短編週の範囲。
本当に色々な影響があるんだなぁ。