- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041303191
感想・レビュー・書評
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1970年に書かれたとは、とても思えない。
個人情報も、つぶやきも、みーんな、ネットにある、現代に通じる内容。
タイトルに使われている「網」が、まさに!
恩田陸さんが書かれている、あとがきにもいちいち納得。
表紙のイラストがかわいい☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1970年代に書かれたとは信じられない。
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内容はコンピューターによって、かなり安定が得られるようになった時代に、コンピューター同士が繋がりを持って、意思を持ち始め、人間のあらゆる情報を集め、人間を支配することで、人間が望む安定した世界を作り上げる話
このストーリーを色んな人の視点から今何が起きてるかを少しずつ解るように書いている。
星新一は長編書いてもショートショートを合わせて、真ん中に一本話を通したみたいな作りになるなと感じた。話としてはSFなんだけど幾つか本当に実現してる技術とかある(誕生日教えるとか、リマインダー機能とか)反面、据え置きの電話が重要な役割を担ってたりして、現実が星新一の想像を超えてるところもあって面白かった。 -
1970年に書かれたとは思えない作品。ネット、AI、オンラインストレージサービス等々、時代を先取りした物ばかり。では、行き着く先はこうなのか‥
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中学生の頃に読んだ本だが、作品全般を通して不気味な空気が漂っていて怖い思いをした記憶がある。
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30年以上前に書かれたとは思えない作品。現在もしくは今より未来の社会を皮肉っている。読んでいて怖くなった。人間は支配しているようで、実は支配されている。
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70年代に書かれたとは思えない。すごい。
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恩田陸先生推薦