悪魔の寵児 金田一耕助ファイル15 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 499
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041304129

作品紹介・あらすじ

胸をはだけ乳房をむき出し折り重なって発見された男女。既に女は息たえ白い肌には無気味な死斑が……情死を暗示する奇妙な挨拶状を遺して死んだ美しい人妻。これは不倫の恋の清算なのか?

感想・レビュー・書評

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  • パートナーの蔵書を整理していて昔読んだらしい本を読んでみた。
    横溝正史は好きで沢山読んでいるけど、これは未読だった。ものすごいエログロで相当昔の作品かと思ったら、悪魔の手毬歌とか書いた頃の作品らしい。ストレス解消には良かったな。作者もたまにはこう言う息抜きしたくなるよね(笑)

  • 金田一耕助は抑えめの登場。
    トリックより人間構成とかあの時誰がいなかったとか、そういう状況証拠から解いていく感じなのかなぁ。
    死体の描写から、犯人は女性になのではという予感はあった。
    悪魔の寵児ってネーミングが関係者の中に浸透していふとこが時代を感じる。
    あと最後の方での欣吾が父となった描写。自分に子供が出来たのは2人目。そのどちらも妊娠には気がつかなかった。自分の愛人たちが辱められては殺された後でも、彼は過去のこととして人生を続ける。そんな感を受ける描写が印象に残った。

  • 意外な犯人。「レインコートの犯人」が誰にでも出来るせいで上手く惑わされた…
    メイン目線の記者の動きも若干怪しいため、メタ的にもみんなが怪しく思えて、最後まで犯人がわからなかった。
    いつも以上に死人が多いのは、相変わらず無能な探偵と警察である(笑)

  • おもしろかった

  • エロいよぅ・・グロいよぅ・・。

    それにしても、よくまぁこういう殺し方を思いつくなぁ・・。と、いや感心はしませんが。
    犯人は、“そう来ますか”という方でした。いつの世も人の業とは恐ろしいものです。

  • 推理小説…ではなかった、私的には。

    エログロ要素が大きすぎたかな。
    おどろおどろした具合は、最初嫌いじゃなかったのだけど。
    ま、正月に「悪魔の」みたいなタイトル読み始めた私が、時期のチョイスをミスったかな。
    しかし結局狙われ始めた人たちがほぼ助からなかったなぁ。
    金田一の推理は間に合ったと言えないのではないかなってところが推理小説と思えないとこかも。

  • 2017/09/06読了

  • 金田一耕助ファイル#15

    まさに表紙通りの作品(電子版表紙)。
    いつも思うけど表紙が何とも言えないです。内容をよく表わしているというか。
    記者の水上さんの視点で話が進むので、金田一先生があまりに活躍していないのが正直残念でした。犯人は意外というほど意外でもなかった気がします。

  • 金田一耕助シリーズの長編作品でしたが、意外な人物が犯人なのだろうな?と、これまでのシリーズの話の流れから想定していたのですが、その想定が個人的には当たっていましたね!
    でも物語には、かなり凝っている内容であり、ミステリー作品としては秀逸であったと思います。
    次の金田一耕助シリーズ作品にいってみようと思います!

  • これはやばい、何がやばいって、表紙がやばいし。今のは表紙が変わってしまったみたいだけど、図書館で借りた昔の表紙は、もう人種差別やらわいせつ指定やら、もういろいろありすぎてやばい。話の流れも強烈で、今やこんなストーリーは許されんだろう的なぶっ飛びっぷりで、いや、もしかして戦後のこの時期はこれだけドロドロしていたんだろうか、って話には聞いたこともあるけど、ともかくこのカルチャーギャップというか、日本の戦後の混乱を本当の意味で理解できる本なのではないか、などと知ったような口を聞いてみる。
    あと、雨がべちょべちょ降るという表現にはやられた。

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著者プロフィール

横溝 正史(よこみぞ せいし)
1902年5月24日 - 1981年12月28日
兵庫県生まれの小説家、推理作家。本名は同名で「よこみぞ まさし」。筆名を誤読した作家仲間にヨコセイと渾名され、セイシをそのまま筆名にするようになった。
1921年『恐ろしき四月馬鹿(エイプリル・フール)』が雑誌『新青年』の入選作になり、これが処女作とみなされる。 1926年に江戸川乱歩の招きに応じて上京、博文館入社。1927年『新青年』の編集長に就任、その後『文芸倶楽部』『探偵小説』等の編集長を務めながら創作活動を続けたが、1932年に同誌が廃刊となり、会社を退社。専業作家に。
金田一耕助を生む。第1回探偵作家クラブ賞(後の日本推理作家協会賞)長編賞を受賞した『本陣殺人事件』をシリーズ第一作として、以降多くの「金田一耕助」シリーズ作を残す。代表的な作品に、1947年『獄門島』、1949年『八つ墓村』、1950年『犬神家の一族』、1957年『悪魔の手毬唄』など。

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