悪魔の寵児 金田一耕助ファイル15 (角川文庫)
- 角川グループパブリッシング (1974年3月1日発売)
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感想 : 55件
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784041304129
作品紹介・あらすじ
胸をはだけ乳房をむき出し折り重なって発見された男女。既に女は息たえ白い肌には無気味な死斑が……情死を暗示する奇妙な挨拶状を遺して死んだ美しい人妻。これは不倫の恋の清算なのか?
みんなの感想まとめ
人間の暗い一面と愛の絡み合いが描かれた本作は、連続殺人事件を背景に、心中を思わせる美しい人妻の死から始まります。雨が降り続く中で展開される物語は、陰惨な雰囲気を醸し出し、登場人物たちの怪しさが緊張感を...
感想・レビュー・書評
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ゆったりと横溝正史を読み直し中
今回は『悪魔の寵児』です
事件は例年になく長い梅雨となり、雨がベショベショと降り続く中で起こります
殺人が発生したり、後に悪魔の寵児と呼ばれる連続殺人犯が登場するときには必ずと言っていいほどベショベショと雨が降っており、このベショベショと降る雨がこの事件に陰惨な印象を強く与えているのです
Σ(゚Д゚)
って「ベショベショ」って何よ!
もうずーっとベショベショ雨降ってるんだけど、雨が降る擬音で「ベショベショ」ってなによ!
どのくらいの量がどのくらいの勢いで降ってるかのちっとも伝わって来んわ!
ちっとも伝わって来ないのになんとなく伝わってきた気持ちにもちょっとなったわ!
そうなのよね〜
横溝正史ってたまにいや頻繁にこのわけわからん、つか本人しか分かってないやろ!って擬音が使われるのよね
しまいにゃショボショボ降ってるとか言うし、いやなんとなくベショベショよりは勢い弱まったんだろなとは思ったけど
終始おしっこ感が…
先日読んだ横溝正史研究の本にも書いてあったんだけど、横溝正史ってマジ擬音変なんよね
これから横溝正史を読んでみようかな?なんて思ってる人にはぜひ変な擬音にも注目してほしいな
え?話の中身?
うん、まぁそれは他の人のレビューとか読めばいいじゃないの -
金田一さん、そこまで分かってるんなら一人か二人くらいの殺人は食い止められるだろうに・・・と思っちゃうけど、これが金田一耕助だよね。今回も楽しませてくれてありがとう。日常とはかけ離れた世界観で、よい気分転換になりました。
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戦後の混乱に乗じて財を成した風間欣吾。彼の妻が謎の画家と連名で挨拶状を遺し、心中を思わせる状況で死亡する。それを皮切りに、彼の愛人たちが凄惨な死を遂げていく。犯人・雨男の正体とは…?!
メディアに悪魔の寵児と言わしめた犯人の残酷さが凄まじい。まさに悪魔の所業。これだけのことをしておきながら、金田一たちを煙に巻く狡猾さも備えている。最後の最後まで犯人がわからなくてスリリング。登場人物みんな怪しすぎるし、もう残りページ少ないよ、終わっちゃうよ!っていうほど(笑)
語られた動機を知ると、本当の悪魔は誰だったのかなと考えてしまう。悪魔の寵児というタイトルは読み終わってみると味わい深い言葉だなと。人間のドス黒い部分が満ち満ちた作品だからこそ、愛や男女の繋がりとは何なのかということが色濃く浮き立つ。
金田一は中盤からの登場で、記者の水上三太が事件を追うのが中心。金田一をライバル視する彼が手柄欲しさに怪しい蝋人形館や風間邸など、とにかく侵入しまくる姿にハラハラさせられた。金田一も最後はきっちり活躍してくれる。あの名前がそこに繋がってくるのかと。でも相変わらず口が堅いというか、もう少し阻止してくれってなる(笑) -
パートナーの蔵書を整理していて昔読んだらしい本を読んでみた。
横溝正史は好きで沢山読んでいるけど、これは未読だった。ものすごいエログロで相当昔の作品かと思ったら、悪魔の手毬歌とか書いた頃の作品らしい。ストレス解消には良かったな。作者もたまにはこう言う息抜きしたくなるよね(笑) -
話が入り組んでて、かなり面白かったけど、最後結末にたどり着くまでがサクサクし過ぎてたのが残念だったな。とはいえ横溝作品らしい結末だった。
内容的にはかなりエログロで、今まで読んだ横溝作品にはない直接的な描写が個人的には興味をひいた。多分嫌いな人は大嫌いだと思う。 -
エロいよぅ・・グロいよぅ・・。
それにしても、よくまぁこういう殺し方を思いつくなぁ・・。と、いや感心はしませんが。
犯人は、“そう来ますか”という方でした。いつの世も人の業とは恐ろしいものです。 -
推理小説…ではなかった、私的には。
エログロ要素が大きすぎたかな。
おどろおどろした具合は、最初嫌いじゃなかったのだけど。
ま、正月に「悪魔の」みたいなタイトル読み始めた私が、時期のチョイスをミスったかな。
しかし結局狙われ始めた人たちがほぼ助からなかったなぁ。
金田一の推理は間に合ったと言えないのではないかなってところが推理小説と思えないとこかも。 -
金田一耕助シリーズを読み進めていくと、だんだんと名探偵になっていく。
もう全てを見透かすかのようにヒントを与えていくような存在になっていく。
この作品では別の探偵役がいるのだけども、まあ、あんまり詳しく書けないのが推理小説のレビュー -
1958年。
昭和のエログロ。平成~令和でかつみん(復活しないのか)だのともゆきくんだの読んじゃってるからあまりなんとも思わない。慣れちゃった。
雨がペショペショ降るとか擬音のほうが気になる。ペショペショ。
ほぼ死んで最後に駆け足で犯人わかる。細かいところが気になるけれど、まあいいか。組み合わせないといかんのかw
最後に子を身ごもったのが救いなのか?今まで読んできてハッピーエンド多いからそう思った。
個人的には、ドラマや映画でしか知らなかった横溝正史のイメージってこういう作品だったりする。 -
実業家の風間の妻美樹子が心中自殺に見せかけて殺害されるという事件が起こった。その後も次々と残虐な手口で巻き起きる殺人事件、突如として消え去る死体、雨の日に現れ"雨男"を名乗る不気味な男などミステリーとしての要素が詰まった一作である。
悪趣味で侮辱や憎悪の詰まった殺害現場や犯人の手口が読んでいて素晴らしかった。
主人公の水上三太の聡明さや行動力の高さが見ていて気持ちよく、文章から十分に伝わってくる種子の薄気味悪さに非常に興味を惹かれるなど登場人物もこの作品の魅力であろう。
ただ真犯人に対しての驚きは少なく、もっと犯人の残虐性や異常性に対しての深堀が欲しかったかなとは思った。
他にもシリーズがあるようで…気になる -
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犯人は最後まで分からなかった。だけど、今回は狙われる人が最初から分かりやすかったので、ドキドキ感が無かった。どう殺されるんだろうくらいで。
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シリーズ中でも屈指のぐろさでは…。
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10年ぶりくらいに読んで、前半で犯人思い出した…。エログロが強めで要注意だったことも思い出した。
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意外な犯人。「レインコートの犯人」が誰にでも出来るせいで上手く惑わされた…
メイン目線の記者の動きも若干怪しいため、メタ的にもみんなが怪しく思えて、最後まで犯人がわからなかった。
いつも以上に死人が多いのは、相変わらず無能な探偵と警察である(笑) -
おもしろかった
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2017/09/06読了
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金田一耕助シリーズの長編作品でしたが、意外な人物が犯人なのだろうな?と、これまでのシリーズの話の流れから想定していたのですが、その想定が個人的には当たっていましたね!
でも物語には、かなり凝っている内容であり、ミステリー作品としては秀逸であったと思います。
次の金田一耕助シリーズ作品にいってみようと思います! -
これはやばい、何がやばいって、表紙がやばいし。今のは表紙が変わってしまったみたいだけど、図書館で借りた昔の表紙は、もう人種差別やらわいせつ指定やら、もういろいろありすぎてやばい。話の流れも強烈で、今やこんなストーリーは許されんだろう的なぶっ飛びっぷりで、いや、もしかして戦後のこの時期はこれだけドロドロしていたんだろうか、って話には聞いたこともあるけど、ともかくこのカルチャーギャップというか、日本の戦後の混乱を本当の意味で理解できる本なのではないか、などと知ったような口を聞いてみる。
あと、雨がべちょべちょ降るという表現にはやられた。
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著者プロフィール
横溝正史の作品

「ショボショボ降ってるよねー」と友達に言ってます…恥
そうか…これの影響か…苦
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すみません、雨漏りしてます。