- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041304310
感想・レビュー・書評
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学生時代に友人に強く薦められて読了。
典型的な首なし殺人事件(!)
この手のプロットのある意味教科書的な筋書きであるかもしれない。
自分にはいまひとつ盛り上がることができなかったと記憶している。謎の展開と雰囲気はそれなりに楽しむことができた。
個人的な話だが、当時通っていた歯医者の待合室で、ドクトル・ジバゴのBGMを聴きながら読んでいたという記憶ばかりが残る。(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エログロ系作品。
しかもかなりフェティッシュな性癖が
真実の一部に含まれているので
女性の方は注意。
それと文中にひとつ死語が
入っています。
一応それは調べてください。
ところどころ伏線は出てきますが
メインのほうへ犯人の推理を向かせる
一種のわなと見てよいでしょう。
しかも犯罪の理由は…
かなり意外に感じるはずですよ。 -
意外な展開でよかったです。ラストもベタで好きです。
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2017/11/27読了
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金田一耕助シリーズの長編でした。スリリングな連続殺人事件と交換殺人事件という内容の展開で、なかなか読みごたえがあり面白かったのですが、オチが唐突な感じがして、深みが無く、やや残念でしたかね?
残り少なくなってきましたが、金田一耕助シリーズを読み進めていきます! -
金田一シリーズで、大ボスもいないし古来からの言い伝えもない、割とシンプルなミステリ。大ボスらしき人はいるっちゃあいるんですが。
序盤の、事件を持ち込む女性の話から、金田一が事件に絡んでいく仮定が、さすが横溝正史というストーリー展開で素晴らしく、伝聞でそこまで詳細がわかるのかよというツッコミはさておいて面白い。
しかしその後、登場人物を若干増やしすぎた感も有り、そこで話がボケてしまったのは残念。
とはいえ、最後にはどんでん返しが繰り返され、大ボスはそこでそんなにあっさり解決してしまって良いのか?というところは有りましたが、楽しんでいるうちの幕切れで非常に小気味良く読める1冊となっている。 -
金田一耕助
著者プロフィール
横溝正史の作品





