病院坂の首縊りの家(上) 金田一耕助ファイル20 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041304617

作品紹介・あらすじ

〈病院坂〉と呼ぶほど隆盛を極めた大病院は、昔薄幸の女が縊死した屋敷跡にあった。天井にぶら下がる男の生首……二十年を経て、迷宮入りした事件を、等々力警部と金田一耕助が執念で解明する!

感想・レビュー・書評

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  • 金田一耕助の冒険をゆるりと読み直しておりますが、今回は金田一耕助最後の事件『病院坂の首縊りの家』です

    最後の事件と言っても、書かれたのは最後じゃありません
    『カーテン』方式ですね
    そうそう『カーテン』方式なんだよねと思ったそこのあなた!今度飲みに行きましょうヽ(´ー`)ノ

    ちなみに最後に書かれたのは『悪霊島』なんですが、どっちもけっこう集大成的な感じなんですよね
    なのでこの『病院坂の首縊りの家』もけっこう色々詰まってるんですが、上巻はまだその色々感が伏せてある感じ
    そして分かる人には分かる横溝正史の独特の世界をかなーり丁寧に構築していてその分堪能できます

    横溝正史の世界にどっぷり漬かったところで、色々が動き出す下巻へ!

    • 土瓶さん
      急に出てきたんだ。
      永遠のライバル(笑)
      もう俺の中のホームズ像はベネディクト・カンバーバッチになってしまったし。
      あのドラマ印象強い...
      急に出てきたんだ。
      永遠のライバル(笑)
      もう俺の中のホームズ像はベネディクト・カンバーバッチになってしまったし。
      あのドラマ印象強いわ。
      2024/05/25
    • kuma0504さん
      めろんさん、
      「幽☆遊☆白書」「聖闘士星矢」とかは、作者が終わらせたかったのに終わらせてくれないのに入るようですが、作者があと少し甘い汁を吸...
      めろんさん、
      「幽☆遊☆白書」「聖闘士星矢」とかは、作者が終わらせたかったのに終わらせてくれないのに入るようですが、作者があと少し甘い汁を吸いたいがためにどんどん伸ばして二進(にっち)も三進(さっち)も行かなくなった作品として、JUMP創刊時からの「男一匹ガキ大将」があると思う。北海道大決戦は覚えているんだけど、最終回どうしても思い出せない。多分きちんと終わっていない。それ以降40年近くJUMP編集者は味をしめてしまった。最近の「鬼滅の刃」はキチンと終わったということで、働き方改革の象徴のように読者に受け止められています。時代が変わったということですね。

      ちなみに海外ミステリほとんど読んでいないのに、「カーテン」方式わかりました。ブクログレビュー読んできたお陰です。
      2024/05/28
    • ひまわりめろんさん
      さすがクマさん!

      それにしても『男一匹ガキ大将』懐かしいですね〜(さすがにリアルタイムでは読んでないけど)
      まぁ、ちゃんと終わってないって...
      さすがクマさん!

      それにしても『男一匹ガキ大将』懐かしいですね〜(さすがにリアルタイムでは読んでないけど)
      まぁ、ちゃんと終わってないっていうか、本宮ひろ志さんが描く漫画は全部『男一匹ガキ大将』と言えなくもないw
      2024/05/28
  • 再読。長さを感じさせずサクッと読める。面白い。
    登場人物も家系も多いのだが、わりと分かり易い。人物像や見た目がはっきりと説明されているからだと思う。

    犯人とか展開とかをすっかり忘れていたので、下巻も楽しみ!先が気になる。頭の中に出てくるのは桜田淳子じゃないんだよ。

  • いかにも、横溝正史という感じで世界観にどっぷり浸かれます。
    映像化されることも多い横溝作品は、視覚から入る印象が強すぎて中身が二の次にとなりがちだけど個人的に人間の微妙な心具合を読み解きながら更に想像を膨らませながら読むのが好き。
    今回も色々訳ありな人たちの複雑な関係が魅力的な作品。下巻があるということはまだまだ何かがある。楽しみ。

  • 下巻に記す

  • モラルもへったくれもない人間関係…

    なかなかのボリュームですが、面白さにサクサク読めます。詳しい感想は下巻に書き込みますが、いわくつきの家で起こる奇妙な事件に、先が気になって仕方がない…

  • 風鈴の如く短冊までつけられて吊り下げられている生首は中々ショッキング。
    久々の横溝正史だったけど、すらすら読めた。ただ絶対解けないだろう謎ではなく、何となくこうなんじゃないかと予想出来る部分がある。それを上回って欲しい。

  • 様々に想像を掻き立てる内容だった。犯人自体は怪しいし、最初からこれが20年の時を超えると前置きがしてあるのでどう事件がこれから動いていくのか楽しみ。時を超える事件は、ワクワクして面白い。

  • 上巻読了。

    タイトルからして不気味な雰囲気が漂うこの作品。
    上巻一冊が、壮大な事件の序幕という事なのでしょうか。
    これからどのような顛末になるのか、下巻へ続く・・。

  • これ、まだ上巻!?っていうぐらいの、濃さ。

    金田一さんと言えば地方の閉鎖的な村や島、そこに伝わる伝統や風習、名家の因縁。。。と言ったイメージが強いけれど、今回の舞台は東京。

    今まで地方を舞台にしたものばかり読んでいたから、果たして東京が舞台になったら今までの面白さは半減!?とか勝手に先入観を抱いて読み始めたが、読んですぐに吹っ飛んだ。
    面白い!面白い!

    序章部分が少し長いけれどそれさえ超えてしまえば、いつものように物語に引き込まれて一気に読んだ。
    今回は高輪の病院坂にあったさる名家を舞台に、22年前の事件と22年後に新たに起こる事件がキーになっている。
    おなじみ等々力警部も登場。
    金田一さんも珍しく、事件に振り回されている感もある。

    下巻で物語は更に展開していくと思われるが、登場人物の関係が少しややこしいので上巻の最初の方に家系図が載っているので、それを見ながら読むとごちゃつかずにすむのでオススメ。

  • 金田一耕助最後の事件。

    これも再読(というか、何度目なんだろうか?)。ワタシの持っている版は表紙が釣鐘頭の婚礼写真版なのでちょっと古いんだけど、なんで表紙変えちゃったのかなぁ、残念。

    この頃の金田一モノになると、田舎の古い因習などの要素が薄れてくるのが残念だけど、それでも十分面白い。

    古い病院の建物で不気味な婚礼写真の依頼って・・・想像しただけでも薄気味悪くていい感じ(ほめてます、これ)。

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著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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