人面瘡 金田一耕助ファイル 6 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 615
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041304976

作品紹介・あらすじ

「わたしは、妹を二度殺しました」。金田一耕助が夜半遭遇した夢遊病の女性が、奇怪な遺書を残して自殺を企てた。妹の呪いによって、彼女の腋の下には人面瘡が現れたというのだが……表題他、四編収録。

感想・レビュー・書評

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  • こわい女が絡む事件5編。大体の女は不倫するし、男は気弱だし、そうじゃなければ死体と寝る。「こいつもか」と半ば呆れつつ、決して飽きない。短編は金田一の活躍が何度も見られて満足度が高い。

  • ただれた人間関係!
    おぞましい猟奇趣味!!
    ソンナアホナな真相指摘!!!

    うーん、いつも通り(  ˘-˘  )←褒めてる

    金田一シリーズって、立て続けに読んでも食傷しそうでしないのはいいんだけど、1度金田一マイブーム途切れると一つ前に読んだ作品の内容もうろ覚えなのよね(っ'ヮ'c)なんでや



    【内容まとめ:テキトーにまとめたのに疲れた(っ'ヮ'c)大分前に読んでるから間違ってる部分あるかも(っ'ヮ'c)←←】

    ◎睡れる花嫁…愛する妻の体を死後も愛で続けた男が刑務所から出所した直後、病院から若い女の死体が盗まれる事件が発生。男が逮捕前に住んでいたアトリエから、盗まれた死体が発見され、事件は男の再犯ということに落着しかけるが…。

    ◎湖泥…村の有力な家筋の跡取りたちが嫁にもらおうと争っていた女が、祭りの日に失踪した。真相究明に乗り出した金田一探偵は、やがて無残な姿に成り果てた女の骸を発見するが…。

    ◎蝙蝠と蛇蝎…金田一耕助という男に濡れ衣を着せるという内容の小説を書いていた「おれ」に、何と本物の殺人事件の下手人の嫌疑がかかる。その疑いを晴らしたのは、「おれ」が面白おかしく「蝙蝠男」と形容した金田一耕助その人だった。

    ◎人面瘡…「妹を二度も殺してしまった」ーー妹に恋人を奪われた女の体に出来た、奇妙な人面瘡。夢遊病状態の女を目撃した金田一耕助が指摘した真実とは。

  • 短編集。だけどどれも濃密推理。

  • 表題作含めて5篇の短編集。

    個人的に、「湖泥」「蜃気楼島の情熱」「人面瘡」の、“with磯川警部“3篇が好きです。
    特に「蜃気楼島の情熱」では、金田一さんに抱きつく等、“金田一大好き”な警部がお茶目に見えてきました。

  • H30.03.09 『蝙蝠と蛞蝓』読了。

    金田一耕助の時系列順に読みたいので、『蝙蝠と蛞蝓』のみの感想と評価。

    短編だから仕方ないのかもしれないが、『獄門島』を読んだ後だとあっさりし過ぎてなんだかなあ。
    江戸川乱歩氏の短編っぽい。

    犯人がすぐ発表されてしまうのも味気なく感じた。
    そして、その犯人の発表も、「なるほど!」と納得できるような感じでないので、なおさら無理矢理感があり、とりあえず短編を書いてみた。って感じ。

    だけど、長編ばっかりだとそれはそれで疲れると思うので、ちょうど良い小休止にはなるかも、という作品だった。
    タイトルは怪しさ・妖しさがあって良いんだけどなぁ。

    他の作品も読んだら、追記にて感想を書くのと、全体的な評価を改めてつけようと思う。

  • 5編からなる短編集。
    全編共通して『女性の恐ろしさ』が書かれています。

  • 金田一耕助シリーズの短編集。5本。うち「湖泥」は「貸しボート十三号」、「蜃気楼島の情熱」は「びっくり箱殺人事件」に入っていた物を再編。2行くらい読んだところで、読んだことがあることに気づいた。同じ角川文庫の同じ横溝シリーズにこういうことをするのだな。

    さて、最初3編(再録2本含む)は、女性の死体と添い寝してという話なので、そういうのをわざと集めたのかと勘ぐったりする。「湖泥」は個人的にも好きな作品だから良いとして、「蜃気楼島」は再録するほどいい作品かな?もう一つは、横溝版「盲獣」かと思いきや…という作品。これは良い。

    残り2本のうち「蝙蝠と蛞蝓(なめくじ)」は、主人公視点を別の男に据えて、金田一が事件を解決してくれるという新鮮なもの。表題作はやや無理がある話。

    他の本に未収録のとても短い2本は印象が強かったのだけど、だったら2本も重複してほしくなかったなと言う印象。

  • 金田一耕助ファイル#6

  • 短編集で本陣殺人事件で出会った磯川警部との絡みの多いマニアにはたまらない作品集だと思った。でも、わりと使い回しのネタというかたぶん、長編を書くための布石みたいな感じかなと思う。横溝正史は同じモチーフを繰返し使う。それにも、何か意味があるのかもしれないと考えたり。ひとり横溝正史祭ちゅうなので他の物も読んでいるから余計にそうおもうのかもしれない。

  • 横溝正史の短編を読んだのは初めてかも。こじんまりとしているのは仕方がないが、それなりにどのトリックもしっかりとしていた。

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著者プロフィール

横溝 正史(よこみぞ せいし)
1902年5月24日 - 1981年12月28日
兵庫県生まれの小説家、推理作家。本名は同名で「よこみぞ まさし」。筆名を誤読した作家仲間にヨコセイと渾名され、セイシをそのまま筆名にするようになった。
1921年『恐ろしき四月馬鹿(エイプリル・フール)』が雑誌『新青年』の入選作になり、これが処女作とみなされる。 1926年に江戸川乱歩の招きに応じて上京、博文館入社。1927年『新青年』の編集長に就任、その後『文芸倶楽部』『探偵小説』等の編集長を務めながら創作活動を続けたが、1932年に同誌が廃刊となり、会社を退社。専業作家に。
金田一耕助を生む。第1回探偵作家クラブ賞(後の日本推理作家協会賞)長編賞を受賞した『本陣殺人事件』をシリーズ第一作として、以降多くの「金田一耕助」シリーズ作を残す。代表的な作品に、1947年『獄門島』、1949年『八つ墓村』、1950年『犬神家の一族』、1957年『悪魔の手毬唄』など。

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