- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041305010
感想・レビュー・書評
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ドタバタのスラップスティックかと思ったら、全然違かった。むしろ感傷的な余韻を与えられたような、リリカルな作品のように思える。人間の強烈な欲望や衝動を肯定しながら、それを美しく描く力量に脱帽。筒井康隆はこういうのも当たり前のように書けるからすごい。
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オールタイムベスト8位
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【要約】
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【ノート】
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連作短編集
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中編である表題作と、9つの短編。核兵器の使用を経験した第2次大戦後の冷戦時代には、第3次大戦ともなれば核戦争により人類が滅亡することがリアリティをもっていた時代だった。著者は、放射能による突然変異体が様々な進化のフェーズを経て有機体を持たない意識だけの存在へ昇華(?)する未来を描き出した。惜しむらくは、その中の一つに独立して発表された「血と肉の愛情」の焼き直しが入ってしまったことだ。カバーは青い地球を背景にキリストの『十字架降架』をあしらったものだ。
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中学生の時に読んで筒井文学にはまったきっかになった小説。
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これが筒井康隆の作品との初めての出会いだったのですが、衝撃を受けました。
恐ろしく精神的で、ある種の狂気を感じさせる壮大な思考が繰り広げられていて気味悪い恐怖に襲われました。
何回も読んでしまいます。 -
もっと表紙がキュートだった気がする
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種の起こりと終末、と、ホモサピエンスの残存意識。
そして死生観。
著者プロフィール
筒井康隆の作品






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