幻想の未来 (角川文庫 緑 305-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041305010

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  • オールタイムベスト8位

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    【要約】


    【ノート】

  • 連作短編集

  • 中編である表題作と、9つの短編。核兵器の使用を経験した第2次大戦後の冷戦時代には、第3次大戦ともなれば核戦争により人類が滅亡することがリアリティをもっていた時代だった。著者は、放射能による突然変異体が様々な進化のフェーズを経て有機体を持たない意識だけの存在へ昇華(?)する未来を描き出した。惜しむらくは、その中の一つに独立して発表された「血と肉の愛情」の焼き直しが入ってしまったことだ。カバーは青い地球を背景にキリストの『十字架降架』をあしらったものだ。

  • 「幻想の未来」
    「ふたりの印度人」
    「アフリカの血」
    「姉弟」
    「ラッパを吹く弟」
    「衛星一号」
    「ミスター・サンドマン」
    「時の女神」
    「模倣空間」
    「白き異邦人」

    SF読みなら、ディストピアもの好きなら、
    表題作は読みましょう〜

  • 中学生の時に読んで筒井文学にはまったきっかになった小説。

  • これが筒井康隆の作品との初めての出会いだったのですが、衝撃を受けました。

    恐ろしく精神的で、ある種の狂気を感じさせる壮大な思考が繰り広げられていて気味悪い恐怖に襲われました。

    何回も読んでしまいます。

  • もっと表紙がキュートだった気がする

  • 種の起こりと終末、と、ホモサピエンスの残存意識。
    そして死生観。

  • 1964年作。超未来の地球を描いたSF小説。壮大なスケールに引き込まれ一気に読めてしまう。おすすめ。
    世界規模の核戦争後、ヒトは変異体のカタチをしたものだけが生き長らえていた。時がたち過酷な環境に淘汰され、適応するために変異を続ける生命体。しかし、宇宙規模でたどる運命の通り、やがて地球上の意思ある生命体は..。
    --------------------------------------------------
    自分達のご先祖様がやった愚かさをなげき、ののしる未来の変異生命体たち。他の惑星から調査にやってきたバリバリは言う、起こったできごとに意味のないものはないと。
    小説のなかの変異生命体たちが生きている地球の風景はどことなく火星のそれと似ているような気がした。

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著者プロフィール

筒井康隆
1934(昭和9)年、大阪に生まれる。同志社大学文学部で美学芸術学を専攻。60年、SF同人誌「NULL」を主宰、本格的創作活動に入る。81年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、87年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、89年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、92年『朝のガスパール』で日本SF大賞、99年『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。2002年、紫綬褒章を受章。10年、菊池寛賞を受賞。17年、毎日芸術賞を受賞。22年、日本芸術院賞・恩賜賞を受賞。『虚航船団』『文学部唯野教授』『パプリカ』など著作多数。

「2022年 『残像に口紅を 復刻版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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