緑魔の町 (角川文庫 緑 305-11)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 99
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041305119

感想・レビュー・書評

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  • 2009年1月13日~13日。
     ジュブナイル……何で手元にあるんだろう……。
     何かの勢いで買ったのだろうか。

     内容は映画「ボディ・スナッチャーズ」のヴァリエーションって感じ。
     そこそこに怖い。

  • 筒井氏によるジュブナイルのパロディーだと思う。少年主人公が周りから徹底して基地外扱いされる。それが可笑しくも、怖い。これは現実的な恐怖だ。

  • ぱらぱら見てたら面白そうだったので。
    記憶があればそれは自分か。住民台帳に名前がなければ、存在しないのか。緑魔に占領された街でただ独り人間であることが幸福か。もしかしたら緑魔は人間よりもすばらしい存在かもしれない。全ての人が狂ったなかにひとり正常としていられるか。ありとあらゆるものを疑い、見えないものに怯えて毎日を暮らす武夫が幸福とは言いづらい。
    何を正しいとし、何を善とするかなんて、立つ場所が変われば簡単に変わってしまう。
    漫画や小説だからこそこうした問題が扱えるのだと思う。SFを始めとして、物語をホラ話として捨ててしまうのはとてもつまらないことだ。

  • そういえば、これも読んだことあった。

  • うん、ジュヴナイルだね。

  • 涼宮ハルヒ関連の何かどこかでお勧めされたような気がする。

    主人公は、クラスメイトに地下倉庫に閉じ込められる。どうにか脱出すると、そこは、今までの自分が知っている世界とは少し違う世界だった。みんな自分を知らないと言う。自分は一体誰なんだ?

    「涼宮ハルヒの消失」などで、「あれ、俺の知っている世界と違う…!?」というあの感じと酷似。主人公は中学生です。いつもの町、いつもの家族、友達、学校、でもみんなが自分のことを知らないと言う孤独と恐怖。読みやすくてあっという間に読める割に、なかなか面白かったです。読後感も微妙に後味悪いところがgood。

  • 読ませる力を持った快作。SFの設定に少々戸惑うものの、この作品は面白い。哲学的。あかなめがいっぱい登場するし…。

  • ザ・SFという感じです。漢字が少ないからすぐ読める。表紙の絵がこわい。

  • ジュブナイルであるため、文体は『時をかける少女』を更に分かりやすくしたような感じ。ストーリーも短めだが、ところどころに御大独特のエッセンスが効いている。主人公が所謂純情馬鹿ではなく、頭の良いちょっと捻くれた子供である辺りがいかにも。最後も皮肉じみている。

  • 女王国の城にて

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プロフィール

筒井 康隆(つつい やすたか)
1934年大阪市生まれ。日本を代表するSF作家の一人と目され、小松左京、星新一と並び「SF御三家」と称されることもある。
1981年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1993年に断筆宣言を行ったことは大きな話題になった。1996年断筆解除後には、2000年『わたしのグランパ』で読売文学賞、2010年に第58回菊池寛賞、2017年毎日芸術賞をそれぞれ受賞。2002年には紫綬褒章も受章している。
代表作のひとつ『時をかける少女』は度々映画化、アニメ化され、多くの読者に愛される。ほか『日本以外全部沈没』、『文学部唯野教授』、『旅のラゴス』、『残像に口紅を』などは機会あるごとに話題となり、読み返されてきた。

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