時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

著者 :
制作 : 貞本 義行 
  • 角川書店
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本棚登録 : 4841
レビュー : 523
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041305218

作品紹介・あらすじ

放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。このにおいをわたしは知っている-そう感じたとき、芳山和子は不意に意識を失い床にたおれてしまった。そして目を覚ました和子の周囲では、時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々に起こり始めた。思春期の少女が体験した不思議な世界と、あまく切ない想い。わたしたちの胸をときめかせる永遠の物語もまた時をこえる。

感想・レビュー・書評

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  • 中学の時に観た映画版を思い出した。
    当時、泣きそうになった。

    時を行き来できる女の子の青春物語。
    甘酸っぱい初恋の味です。

    「切ないハッピーエンド」(映画バタフライ・イフェクトのコピー)に心を奪われます。

    ああ、オイラもラベンダーの香りに包まれて、時空間を越えて、美少女に巡り会いたい!

  • 小説を映像化する場合、原作の長さはこのくらいの短さがいいのだろうな、ということを実感させられた。
    40年以上も前に書かれた『時をかける少女』は「いいものはいい」ということを強く実感させられた物語だった。
    時をかける少女に限らずほかの2編も、話の続きが気になり、エスカレーターに乗っている間も本を開いてしまった始末。推理・ホラー小説で失敗ばかりしていることだし、しばらく筒井康孝を読み漁ろうか。

  • 売れてるものは間違いなく良いモノであると私は思っている。
    そういえば、「売れているものが良い物であれば、世界で一番旨いラーメンはカップヌードルや」などと曰った人がいたが、
    なんで勝手に旨いとかまずいとかの話になっとんねん、
    と、私はツッコミを入れることと禁じ得ない。
    とにかく、売れているものは良い物である。
    ※ただし、明らかに大衆が踊らされたものは除く。
     (例:免罪符、マイナスイオン等)

    そこで、いわゆる「ときかけ」を読んでみた。
    私は1作品も観たことはないのだが、
    この作品は何度となく映像化された名作だ。

    「時をかける少女」は想像以上の話の単純さと短さだった。
    タイムリープの内容もシンプルでひねったところも無く
    読了後、読み終わったことを疑った程に短かった。
    後味は非常にさっぱりして、
    そうして、少しだけ心が洗われた。

    もっと早く、少なくとも10代のうちに
    この作品を読んでおけば良かったと思った。
    そうすれば、この作品は屈折してすっかり邪気眼と化していた
    14歳の私の心を癒す一服の清涼剤となっただろう。
    そうして、すっかり更生した私の将来はもっと明るく清らかなもの(少なくともこんな深夜に小説の感想を書きながらほくそ笑むなんてことはなく)になっていただろう。

    いや、もっと早く出会えなくて残念。

  • 短かった!
    むかし映画をやってて、有名な話だけど読むのは初めて。
    こんなに短い話と思わなかった。
    映画化するならこれくらい短いほうがいいのかもしれない。
    短くてもきゅんとするいい話だった。

  • 「時をかける少女」
    日本テレビ 21時
    出演:黒島結菜、菊池風磨(SexyZone)、竹内涼真
    http://www.ntv.co.jp/tokikake/

  • すっきりとしてテンポ良く読みやすいにも関わらず、味わい深い作品。表題作は映像作品を見ているのでそちらの印象を重ねるところも多いが、原作はまた趣き深い。筒井氏の色々な設定を上手に仕掛けて行く鮮やかな手腕に感服。

  • 151028
    すこし恐ろしく、でも不快な思いのしない、良い意味で「娯楽」という表現にぴったりの小説だった。はらはらする部分もあり、淡い恋愛の部分もあり、短い割に充実した小説を読んだ気分になれる。

  • 初版が昭和51年とは知らなかった・・・・

  • 短編が3編収録。以下それぞれ簡単に。
    「時をかける少女」 映画のイメージがあったのであっさり終わってやや物足りない気が。
    「悪夢の真相」 これが一番良かったですね。弟が怖がる理由が面白いです。
    「果てしなき多元宇宙」 パラレルワールドの話。ちょっと後味悪い。

  • 元祖タイムリープ。先に高畑京一郎読んじゃったので当時ラベンダーのネタがわからなかった思い出。女1男2グループってなんかいいよね

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プロフィール

筒井 康隆(つつい やすたか)
1934年大阪市生まれ。日本を代表するSF作家の一人と目され、小松左京、星新一と並び「SF御三家」と称されることもある。
1981年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1993年に断筆宣言を行ったことは大きな話題になった。1996年断筆解除後には、2000年『わたしのグランパ』で読売文学賞、2010年に第58回菊池寛賞、2017年毎日芸術賞をそれぞれ受賞。2002年には紫綬褒章も受章している。
代表作のひとつ『時をかける少女』は度々映画化、アニメ化され、多くの読者に愛される。ほか『日本以外全部沈没』、『文学部唯野教授』、『旅のラゴス』、『残像に口紅を』などは機会あるごとに話題となり、読み返されてきた。

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