陰悩録 リビドー短篇集 (角川文庫)

著者 :
制作 : 角川書店装丁室 鈴木久美 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 304
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041305256

作品紹介・あらすじ

タマタマが風呂の排水口に吸い込まれたら、突然家に現れた弁天さまに迫られたら、ませた女子中学生に性教育を行なったら。その結末は…とてもここには書けません。男と女、男と神様、時には男と機械の間ですら交される、無限の可能性と歓喜に満ち、嫌らしくも面白おかしく、しかも滑稽にして神聖で、猥褒だが奥床しい行為。人間の過剰な「性」を描く悲喜劇の数々。新発掘短篇「睡魔の夏」も収録。

感想・レビュー・書評

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  • 表題の「陰悩録」電車に乗りながら読んでいたら、自分のきんのたま付近が、立っていられないほど痛くなってきました。

  • .....自分に照らして本当のことが書けないな。
    。。。読み込むと奥深いんだろうな。。。
    。。。でも、本の読み方を知らない私は、単に 面白い
    とだけで、レビューは終わる。

  • 性をテーマとして扱った臭くて汚くて面白い短編集。コミカルでSF的な作品が多くなりますが、その実を見てみると人間の性に関する、一種の真実が描かれていると感じました。社会的に汚い性の話は嫌われますし、性とは愛の到達点であると私も教わってきました。それを信奉している人からすればとても読めない作品だと思いますが、それでもこの本に書かれていることを一概に嘘とは言えないでしょう。男性の性で言えば、「欠陥バスの突撃」、女性で言えば「脱ぐ」「信仰性遅感症」が良かったです。

  • 副題の通り「リビドー」=性衝動をテーマにしたお下品炸裂短編集。

    中高生の男子が笑いながら交わすようなエロ話と筒井康隆らしいドタバタ劇が面白おかしくバカになれていい。

    男なら、くだらない下ネタ話好きなはず、読むべし!(笑)

    「七瀬ふたたび」「時をかける少女」を書いたりこんな下ネタ小説をかいたり、改めてこの人の多才さに感服。

  • 筒井康隆まじパネエ

    内容に触れるのが難しい(性的な意味で)のでもどかしい。
    性に関するくっだらないアイデアを大真面目に具現化するところが笑いを誘う。ブラックでセクシャルな笑いに満ちたSF短編集。ただそれだけに留まらず、性的な笑いを社会現象の描写にまで昇華させるのは見事。良い意味で酷い小説。

  • とんでもに変化して展開していくのがおもしろい。あとエロ一色

  • 性はすべてのエネルギー=リビドーとなる。

  • 筒井康隆好きだけど、このジャンルだけ集めるもんじゃない。だいたい読んだことあるものだったし、途中で飽きた・・・

  • ・4/14 読了.

  • 空き時間などに少しずつ読めるのでよかったです。
    現実にありそうで、実際にはないこと、あったら面白いな、と思わせてくれる作品。飽きないです。

    性交経験のある方の方がクスりと笑ってしまうかもしれませんね。笑

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著者プロフィール

筒井 康隆(つつい やすたか)
1934年大阪市生まれ。日本を代表するSF作家の一人と目され、小松左京、星新一と並び「SF御三家」と称されることもある。
1981年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1993年に断筆宣言を行ったことは大きな話題になった。1996年断筆解除後には、2000年『わたしのグランパ』で読売文学賞、2010年に第58回菊池寛賞、2017年毎日芸術賞をそれぞれ受賞。2002年には紫綬褒章も受章している。
代表作のひとつ『時をかける少女』は度々映画化、アニメ化され、多くの読者に愛される。ほか『日本以外全部沈没』、『文学部唯野教授』、『旅のラゴス』、『残像に口紅を』などは機会あるごとに話題となり、読み返されてきた。

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