出世の首 ヴァーチャル短篇集 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 102
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041305287

感想・レビュー・書評

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  • 「既に所有している本に収録されている作品を集めたものは買わない」ことを著者の本を購入する時に一番気を付けていたのに、どういうわけか本書を購入してしまった。12の短編のうち、最近再読したものが3作品、これから再読するであろうものが6作品を占めた。角川文庫では本書のように初期の作品から集めた短編集を、独自の仕分けで再構築して刊行しており、読者の裾野が広がる切っ掛けになることを一愛読者として願うことにしよう。

  • フィクションを読む楽しさを思い出させてくれた。どのお話を読んでも人が詰まっている。(でも説教がましいところが全くない。)だからまた読んでしまうな。

  • ・10/23 久し振りの筒井康隆だ.シリーズ短篇集を買ってあってそのままにしていたから、徐々に消化していくことにしよう.
    ・10/26 読了.馬は土曜に目覚めるという話しは、タイトルは聞いたことあるけど今回初めて読んだ.なかなか面白い.この本のタイトルのヴァーチャルとはぴったりの名前だ.

  • ごちゃごちゃになった>出世の首

  • 読ませるなあ。このウィット、たまらない。
    「テレビ譫妄症」や「廃塾令」「団欒の危機」に見られるテレビの怖さ、日本ならではのテレビの怖さが表現されすぎてて怖い。
    斜に構えて「人の愚かさ」を表現しているのは面白いのは面白いんだけど、私の好みは「雨乞い小町」や「ジャップ鳥」のようなシャレの効いた話。
    筒井さんはもうすぐ74歳だというのに、いつまでも心が少年でいるようで、その感覚はすごいな。

  • とにもかくにも「筒井康隆」な一冊。<br>
    今の時代ならTVよりもネットだよな、と思った。そういったところでちょっと時代を感じました。

  • なぜ表具屋が頭の悪い役で複数の作品に登場しているのか? 疑問でした。いつの作品か書いて無いのでわかりませんが、なんとなく時代を感じさせました。

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著者プロフィール

筒井 康隆(つつい やすたか)
1934年大阪市生まれ。日本を代表するSF作家の一人と目され、小松左京、星新一と並び「SF御三家」と称されることもある。
1981年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1993年に断筆宣言を行ったことは大きな話題になった。1996年断筆解除後には、2000年『わたしのグランパ』で読売文学賞、2010年に第58回菊池寛賞、2017年毎日芸術賞をそれぞれ受賞。2002年には紫綬褒章も受章している。
代表作のひとつ『時をかける少女』は度々映画化、アニメ化され、多くの読者に愛される。ほか『日本以外全部沈没』、『文学部唯野教授』、『旅のラゴス』、『残像に口紅を』などは機会あるごとに話題となり、読み返されてきた。

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