出世の首 ヴァーチャル短篇集 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 119
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041305287

作品紹介・あらすじ

物語、フィクション、虚構……様々な名で、我々の文明に存在する「何か」。先史時代の洞窟から、王朝、戦国をへて現代のTVスタジオまで、時空を超えて現れるその「魔物」を希求し続ける作者の短篇。

感想・レビュー・書評

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  • 「既に所有している本に収録されている作品を集めたものは買わない」ことを著者の本を購入する時に一番気を付けていたのに、どういうわけか本書を購入してしまった。12の短編のうち、最近再読したものが3作品、これから再読するであろうものが6作品を占めた。角川文庫では本書のように初期の作品から集めた短編集を、独自の仕分けで再構築して刊行しており、読者の裾野が広がる切っ掛けになることを一愛読者として願うことにしよう。

  • フィクションを読む楽しさを思い出させてくれた。どのお話を読んでも人が詰まっている。(でも説教がましいところが全くない。)だからまた読んでしまうな。

  • ・10/23 久し振りの筒井康隆だ.シリーズ短篇集を買ってあってそのままにしていたから、徐々に消化していくことにしよう.
    ・10/26 読了.馬は土曜に目覚めるという話しは、タイトルは聞いたことあるけど今回初めて読んだ.なかなか面白い.この本のタイトルのヴァーチャルとはぴったりの名前だ.

  • ごちゃごちゃになった>出世の首

  • 読ませるなあ。このウィット、たまらない。
    「テレビ譫妄症」や「廃塾令」「団欒の危機」に見られるテレビの怖さ、日本ならではのテレビの怖さが表現されすぎてて怖い。
    斜に構えて「人の愚かさ」を表現しているのは面白いのは面白いんだけど、私の好みは「雨乞い小町」や「ジャップ鳥」のようなシャレの効いた話。
    筒井さんはもうすぐ74歳だというのに、いつまでも心が少年でいるようで、その感覚はすごいな。

  • とにもかくにも「筒井康隆」な一冊。<br>
    今の時代ならTVよりもネットだよな、と思った。そういったところでちょっと時代を感じました。

  • なぜ表具屋が頭の悪い役で複数の作品に登場しているのか? 疑問でした。いつの作品か書いて無いのでわかりませんが、なんとなく時代を感じさせました。

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著者プロフィール

1934年、大阪市生まれ。65年、第1作品集『東海道戦争』刊行。『虚人たち』で泉鏡花文学賞、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、『朝のガスパール』で日本SF大賞、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。

「2022年 『誰にもわかるハイデガー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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