- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041307045
感想・レビュー・書評
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たまんないな。文のセンス・・・ていうたら偉そうですけど。
事実を短くスパッと書いていってるようなイメージ。
読むともなしに読んでたら、スっと入ってきて、
引き込まれ、このテーマについて、考えるきっかけをもらうというか・・・。
非常に面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★図書館だよりNo.66 「一手指南」
水野 信也 先生(コンピュータシステム学科)紹介図書
コラムを読む https://www.sist.ac.jp/media/Letter_No.66.pdf -
半世紀も前の札幌で行われた日本初の心臓移植手術。連日の報道をリアルタイムで見ていた。札幌市民として真実はどうだったのか急に知りたくなり手に取った。当時その病院の医者だった渡辺淳一が小説家として生きる決意をするきっかけになった小説。ある新聞記者を通じ淡々と事件の経過が語られていく中に、和田教授、提供者と患者、その家族のそれぞれの心の葛藤が織り込まれ惹きこまれた。結局、医学という名の魔術に魂と良心を奪われた医師による殺人だったのだと思う。
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かなりの社会問題になり、センセーショナルでもあった現実の出来事。その象牙の塔の内部の医師であり、実力ある同人誌の同人でもある作家が描いた「心臓移植」の作品はこの程度でしかないのか、という大いなる失望。
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実際の事件を題材にした、ノンフィクション的フィクション。
とにかく淡々と物語が進んでいく。 -
実際の事柄に基づいて書かれている、と父が教えてくれました。
リアリティーもあったし、それなりに考えさせられる物語だったと思います。
お医者さんで、さらにこの文才がある作者さんがすごい。 -
渡辺淳一は恋愛よりこっちのイメージ。
評価色:紺
著者プロフィール
渡辺淳一の作品





