無影燈 (下) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041307090

作品紹介・あらすじ

大学講師だった外科医直江は、なぜか栄進の道を捨てて個人病院の医師となる。優秀な腕、ニヒルな影をもつ彼に看護婦倫子は惹かれてゆく。酒と女に溺れつつどこか冷めた直江に秘密が……。

感想・レビュー・書評

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  • 死をテーマにした小説です。

    “死”と向き合う主人公にいつの間にか魅き込まれます。
    無駄な感情を一切そぎ落し、淡々と生きる主人公。
    そんな状態だからこそ見せる、シンプルな優しさがかなり泣けます。

  • かなり昔の本なので言葉の使い方が古臭くて違和感があった。
    話の内容は微妙。

  • 著者の「作品」は、これと『花埋み』と、せいぜい『リラ冷えの街』までだと思っているので…。上下巻とも一気に読んだことを憶えている。読後感も余韻もたっぷり、と記憶しているのだが。

  • TBS ドラマ 真夜中のナイチンゲールの原作

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著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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