失楽園(下) (角川文庫 わ 1-36)

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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041307380

感想・レビュー・書評

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  • 極限の愛、ここに至れり

  • 思いがけず、阿部定について知ることができてよかった。
    すっかり、役所広司&黒木瞳のキャストで読んでしまった。
    非常にいいキャスティングですなぁ~!
    途中、やっぱり愛欲にまみれるのって見苦しいかも・・・と思ったのだけど、ふたりの気持ちの揺れとか、高ぶりとか、迷いとか、恐れとか、酔いとかがラストに向けて昇華されていく感じが、無理がなくて、不本意ながら思わず納得してしまうくらい、よかった。
    渡辺淳一、すごいな・・・( ̄ω ̄;)

著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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